「アイドルマスター」シリーズの総合プロデューサー・坂上陽三さんが、2023年3月末をもって総合プロデューサーを退任すると発表した。
発表によると、坂上陽三さんは元々、シリーズが15周年を迎える2020年を節目として考えていたものの、コロナ禍によって様々な計画が変更を余儀なくされてしまっていた。2023年に入り、そういった状況が落ち着きをとりもどしつつあることを受け、退任を決定したという。
坂上陽三さんの発表を受け、バンダイナムコエンターテインメント内でシリーズを統括する部署・765プロダクションのゼネラルマネージャーをつとめる波多野公士さんもコメントを発表。
シリーズとしては当面の間、総合プロデューサーを立てることは予定していないことを明かし、「本当にお疲れ様でした。プロジェクト一同、敬意と感謝の気持ちでいっぱいです」と坂上陽三さんへの感謝を綴った。
プロデューサーとしては、シリーズの原点であるアーケード版を移植したXbox 360ソフト『アイドルマスター』から参加している。総合プロデューサーとしてファンの前に姿を見せることも多く、「ガミP」として親しまれてきた。
長年の声優陣やファンとのコミュニケーションの中で、親しみを込めて「変態」と呼ばれることも。ライブやイベント等で姿を見せた際には、ファンが“変態コール”と共にオレンジのペンライトを振るのがお馴染みになっていた。
2021年には、「アイドルマスター」シリーズのアイドル側の顔役とも呼ぶべきキャラクター・天海春香を表紙に据え、自身の仕事術をまとめた著書『主人公思考』を刊行している。
その中で、「なによりもここまでこれましたのは時に厳しく、時に温かく、最後は同じアイドルマスターのプロデューサー(※編注:ファンの呼称)の仲間として支えてくださったみなさんのおかげです」と感謝を綴った。
そして、先日発表されたプロジェクトの未来を担う「IM@S 3.0VISION」にも触れ、「これからも手探りは続きますが、みなさんと一緒に一歩ずつ歩んでいくというプロジェクトの姿勢は変わりません」と退任後もプロジェクトの基本姿勢は変わらないことを強調。
最後は、「いつまでも。目指せ!トップアイドル!」と、シリーズを象徴する言葉で締めくくった。
企業タイアップなどのキャラクターたちによるタレント活動の活性化や、モーションキャプチャ技術などを活用したコンテンツ、音楽ストリーミングサービスでのシリーズ楽曲展開などを含む、よりリアルなコミュニケーションを目指す「“MR”-MORE RE@LITY-プロジェクト(MRプロジェクト)」の続報などを発表している。 さらに、シリーズの新機軸としてライブストリーミング配信を中心に、アイドルデビューを目指す候補生たちを描く「PROJECT IM@S va-liv(ヴイアライヴ)」も発表。
それらを総合して、シリーズ20周年を迎える2025年やその先を見据えた「PROJECT IM@S 3.0VISION(サードビジョン)」として打ち出した。 また、2023年から2024年にかけては、『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』『アイドルマスター ミリオンライブ!』『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の3作のアニメ化が決定。
坂上陽三さんは、声明の中でかつて『THE IDOLM@STER』ロケーションテストでプロデューサー(シリーズのファンの総称)たちが熱意をもって遊ぶ姿から「みなさんの熱量にほだされて、期待に応えるようにがんばろう!」と考えてきたことを綴っている。
様々なプロジェクトが一気に動き出している2023年。今度は、ファンっであるプロデューサーたちがコンテンツの熱量に応える時が来ているのかもしれない。
発表によると、坂上陽三さんは元々、シリーズが15周年を迎える2020年を節目として考えていたものの、コロナ禍によって様々な計画が変更を余儀なくされてしまっていた。2023年に入り、そういった状況が落ち着きをとりもどしつつあることを受け、退任を決定したという。
坂上陽三さんの発表を受け、バンダイナムコエンターテインメント内でシリーズを統括する部署・765プロダクションのゼネラルマネージャーをつとめる波多野公士さんもコメントを発表。
シリーズとしては当面の間、総合プロデューサーを立てることは予定していないことを明かし、「本当にお疲れ様でした。プロジェクト一同、敬意と感謝の気持ちでいっぱいです」と坂上陽三さんへの感謝を綴った。
シリーズの顔役として知られるガミPこと坂上陽三
坂上陽三さんは、1991年にナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)に入社し、ビジュアルデザイナー、プロデューサーなどを歴任。「アイマス」には18年間にわたり携わっている。プロデューサーとしては、シリーズの原点であるアーケード版を移植したXbox 360ソフト『アイドルマスター』から参加している。総合プロデューサーとしてファンの前に姿を見せることも多く、「ガミP」として親しまれてきた。
長年の声優陣やファンとのコミュニケーションの中で、親しみを込めて「変態」と呼ばれることも。ライブやイベント等で姿を見せた際には、ファンが“変態コール”と共にオレンジのペンライトを振るのがお馴染みになっていた。
2021年には、「アイドルマスター」シリーズのアイドル側の顔役とも呼ぶべきキャラクター・天海春香を表紙に据え、自身の仕事術をまとめた著書『主人公思考』を刊行している。
アイマスの基本姿勢は変わらず「いつまでも。目指せ!トップアイドル!」
坂上陽三さんは発表の中で、アーケードゲームとしてスタートした初代『THE IDOLM@STER』のロケーションテストからの思い出を振り返る。その中で、「なによりもここまでこれましたのは時に厳しく、時に温かく、最後は同じアイドルマスターのプロデューサー(※編注:ファンの呼称)の仲間として支えてくださったみなさんのおかげです」と感謝を綴った。
そして、先日発表されたプロジェクトの未来を担う「IM@S 3.0VISION」にも触れ、「これからも手探りは続きますが、みなさんと一緒に一歩ずつ歩んでいくというプロジェクトの姿勢は変わりません」と退任後もプロジェクトの基本姿勢は変わらないことを強調。
最後は、「いつまでも。目指せ!トップアイドル!」と、シリーズを象徴する言葉で締めくくった。
新機軸やXR、新たな未来を見据える「アイドルマスター」
「アイドルマスター」シリーズは、2022年末に初のカンファレンス「PROJECT IM@S カンファレンス」を実施。企業タイアップなどのキャラクターたちによるタレント活動の活性化や、モーションキャプチャ技術などを活用したコンテンツ、音楽ストリーミングサービスでのシリーズ楽曲展開などを含む、よりリアルなコミュニケーションを目指す「“MR”-MORE RE@LITY-プロジェクト(MRプロジェクト)」の続報などを発表している。 さらに、シリーズの新機軸としてライブストリーミング配信を中心に、アイドルデビューを目指す候補生たちを描く「PROJECT IM@S va-liv(ヴイアライヴ)」も発表。
それらを総合して、シリーズ20周年を迎える2025年やその先を見据えた「PROJECT IM@S 3.0VISION(サードビジョン)」として打ち出した。 また、2023年から2024年にかけては、『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』『アイドルマスター ミリオンライブ!』『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の3作のアニメ化が決定。
坂上陽三さんは、声明の中でかつて『THE IDOLM@STER』ロケーションテストでプロデューサー(シリーズのファンの総称)たちが熱意をもって遊ぶ姿から「みなさんの熱量にほだされて、期待に応えるようにがんばろう!」と考えてきたことを綴っている。
様々なプロジェクトが一気に動き出している2023年。今度は、ファンっであるプロデューサーたちがコンテンツの熱量に応える時が来ているのかもしれない。
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