ラッパー「KOHH」名義のアルバムが突如配信 V6提供曲「雨」セルフカバー含む12曲

ラッパー「KOHH」名義のアルバムが突如配信 V6提供曲「雨」セルフカバー含む12曲
ラッパー「KOHH」名義のアルバムが突如配信 V6提供曲「雨」セルフカバー含む12曲

KOHHさん

引退を宣言していたラッパー・「KOHH」名義のアルバム『The Lost Tapes』が、各種音楽配信サービスで9月25日(日)にリリースされた。

『The Lost Tapes』には、代表曲「ロープ」のスタジオでのデモ音源と思われる曲、「Is This Love」のファーストテイクと銘打たれた音源、および未発表の音源など全12曲が収録されている。

なお、アルバムには、自身の本名である「千葉雄喜」名義でV6に楽曲提供した14thアルバム『STEP』収録曲「」のセルフカバーも含まれている。

ただし、KOHHさん本人や公式、プロデューサー「318」として知られる高橋良さんからの告知なども一切行われていない。

トラップに日本語ラップをハメたKOHH

KOHHさんは異色の日本人ラッパーであるが、その一例としては、世界中で流行していたトラップ・ミュージックをいち早く取り入れ、日本語のラップを乗せたことで脚光を浴びたことでも知られる。

型に捉われないリリック感覚とスタイルは海外からの注目も集め、一躍ヒップホップシーンのスターダムにのぼりつめた。

マライア・キャリーさんとの「Runway」や宇多田ヒカルさんとの「忘却」、韓国のラッパー・Keith Apeさんとの「It G Ma」、中国のヒップホップクルー・Higher Brothersとの「We Talkin Bout」など、世界的なアーティストとも共演を果たした。
Keith Ape - 잊지마 (It G Ma) (feat. JayAllDay, Loota, Okasian & Kohh) [Official Video]

KOHH、人気絶頂の最中に引退を発表

人気絶頂の最中、KOHHさんは、2020年1月に開催されたライブにて、次作で「KOHH名義でのアーティスト活動から引退する」ことを突如表明。同年4月、ラストアルバム『worst』をリリース。

2021年末までファイナルツアーが行われ、2021年12月28日には、引退前のラストライブとしてザ・クロマニヨンズとのツーマンライブで幕を閉じた。

KOHHオフィシャルTwitterも、2022年1月1日を最後に更新は途絶えている。

KOHH名義のアルバム『The Lost Tapes』突如リリース

『The Lost Tapes』

今回のKOHH名義と思われる音源がどのような位置付けのものなのか、KOHHさんのクリエイティブ・ディレクター兼プロデューサーの「318」として知られる高橋良さんにたずねたが、回答は得られなかった。

なお、KOHHさん引退の真相については、高橋良さんの口からKAI-YOU Premiumのインタビューの中で語られている

【『The Lost Tapes』収録楽曲】
Reborn Again
紫陽花

目に見える人生
Is This Love(Take 1)
何も失わずに
七月の蝉
ただの男
Rope(Studio Demo 1)
Rope(Studio Demo 2)
Macau
Freestyle(2018 in L.A)

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