よしながふみ『大奥』NHKでドラマ化、2023年1月放送 3代将軍から大政奉還まで描く

よしながふみ『大奥』NHKでドラマ化、2023年1月放送 3代将軍から大政奉還まで描く
よしながふみ『大奥』NHKでドラマ化、2023年1月放送 3代将軍から大政奉還まで描く

『大奥』の登場人物たち/©よしながふみ/白泉社

よしながふみさんによる漫画『大奥』のドラマ化が発表された。NHK総合の連続ドラマ枠・ドラマ10で、2023年1月から放送開始となる。

脚本は向田邦子賞や橋田賞を受賞し、『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城主 直虎』など数々のヒット作を生み出してきた森下佳子さん。主要キャストは9月から順次発表される。

放送されるエピソードとして「3代 徳川家光×万里小路有功 編」「5代 徳川綱吉×右衛門佐 編」「8代 徳川吉宗 × 水野祐之進 編」が発表されており、この後の大政奉還までが描かれる。

なお、3代将軍・家光編から物語の最終章となる大政奉還までが映像化されるのは今回が初となる。

ドラマ『大奥』ロゴ

よしながふみによる傑作漫画『大奥』

『大奥』1巻書影/©よしながふみ/白泉社

漫画『大奥』は、白泉社の漫画誌『メロディ』で2004年から連載され、2021年に完結した作品。

江戸幕府の3代将軍・家光の時代に、男子のみを襲う謎の疫病が国中で流行り男子の数が激減。男は種馬として大切に育てられ、幕府の将軍も含めて、女はあらゆる職業を担うようになる。

そして男子禁制の場だった大奥は、希少な男子を囲い、“美男三千人”と称される男の世界になっていく。

『大奥』は、そうして新たに女人禁制の場となった大奥で巻き起こる事件と、ジェンダー、権力、病など、現代社会も直面する課題を鮮やかに描いた傑作として、累計600万部(紙+電子)のヒット作品になった。

『大奥』19巻(最終巻)書影/©よしながふみ/白泉社

なお、TBS主導で、2010年に実写映画、2012年にTVドラマと2度目の実写映画が製作・公開されている。

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漫画原作、注目集める映像化作品

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