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さくらみこ新髪型から考えるVTuberキャラクター論──レッテルと永遠の仮託

最もこれは、いわゆるライト層に顕著な事象なのかもしれない。

前述したさくらみこさんを例にとれば、長年応援し続けてきた35P(=さくらみこさんのファン)は、活動を通して彼女のアイドルとしての自覚やプロ意識が向上していることに気がつくだろう。
【重大発表】エリート巫女アイドルさくらみこの軌跡【ホロライブ/さくらみこ】
逆にコンテクストを追っていない人ほど、「ポン(コツ)」「赤ちゃん」など既存のイメージ──色眼鏡を通して捉えやすい。ホロライブが、個々人以上にグループ人気が高いこともそれに拍車をかけている。

しかしその一方、一部の35Pも、さくらみこさんを永遠にマウンティングできる対象として扱っている側面があることは否めない。まるでさくらみこさんが“永遠”に大人にならないピーターパンであるのを望んでいるかのように。

また、ファンが“永遠”を求めるのは、VTuber自身のキャラクター性だけには止まらない。タレント同士の関係性、いわゆるてぇてぇ(=尊い)にも“永遠”を求めてしまう。変わらない人間関係などないと、誰しも分かっているのにも関わらず。

過去にさくらみこさんは、ファンに対してタレント同士の関係性の理想を押し付けないで欲しいと、配信の中で悩みながらも言及したことがあった。
【雑談】ライブありがとでした!!!!!!🎂(⋈◍>◡<◍)。✧♡【ホロライブ/さくらみこ】

一度定着したレッテルを剥がすハードルの高さ

ファンから求められたキャラクターを仮面(ペルソナ)として演じる。それを演じ続ける内に、そのペルソナが本物になる。これはVTuberに限った話ではなく、タレントとファンコミュニティの関係性の中で、誰しも起こりえることだ。

VTuberが自ら望んでタレント活動をしている以上、そういったタレント側の売り出し方もファン側の人格消費の仕方も、決して正しくもなければ間違ってもいない。

しかしもし、いつかさくらみこさんが「ポン(コツ)」「赤ちゃん」といったレッテルを貼り変えたいと考えたとき、そのハードルはかなり高くなるだろう。

ファンコミュニティがレッテルに囚われ過ぎると、さくらみこさんがやれることの範囲が狭まってしまうことにも繋がりかねない。そういった環境の中で、今日もさくらみこさんは活動している。
【 #さくらみこ生誕祭 】BIRTHDAY PARTY 🎂 4th Virtual3DLive !!【ホロライブ/さくらみこ】
結わいた2つ結びをほどき、髪を下ろしたようにも見えるさくらみこさんの新髪型。そのウェーブがかったピンク色のロングヘアは、彼女が大人であることを誇示するかのように、美しく揺れていた。

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13件のコメント

匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:5631)

意味が分からない

匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:5593)

理解できないのは私の感性が乏しいからと言われればそれまでなのですが
何が伝えたいのか、全くわかりません。
タレント同士の関連性云々と新衣装での髪型変化に無理やりこじつけて
過去のネガティブ寄りな発言を掘り返して晒し上げたいだけに感じます。

匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:5592)

企画での裏方作業やサイン書き、いつの間にか上達してた歌やアイドルへの憧れ。家族やリスナーに対する想い

確かに自分もその場の流れでPON等のコメントすることもある。けど本当にただのPONや赤ちゃんだと思ってたり、マウンティングしたいだけの人はチャンネル登録やメンバーシップに入り35Pになったりしないのではないのでしょうか

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