YouTubeの様々なデータを収集・公開しているWebサイト・Playboardによれば、日本における最大同時接続数ランキング(日別)で2位に輝いた(外部リンク)。
配信で行われたのは、プロレスゲーム『WWE 2K22』の実況プレイ。「ソロのゲーム実況」という、VTuberにおけるスタンダードな配信活動の枠組みで、8万人を超える数字を叩き出し、その存在感を改めて見せつけた。
スタンダードなゲーム実況で大型コラボやイベントに匹敵
この数字の、何がすごいのか。それを知るために、先月2022年4月の最大同時接続者数ランキングと比較してみたい。以下、PLAY BOARDが公開するデータより15位までを抜粋した。
VTuberに着目すると、宝鐘マリン・天音かなたさん・Mori Calliopeさんの記録は3D音楽ライブというイベントで達成した数字。Rank※|Channel|Peak Concurrent Viewers
1|東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】|238,925
2|モンスト(モンスターストライク)公式|175,505
3|WowKorea FAN|173,902
★4|渋谷ハル|167,198
★5|Marine Ch. 宝鐘マリン|115,726
6|コレコレチャンネル KoreTube|113,971
★7|Aqua Ch. 湊あくあ|112,408
8|VALORANT // JAPAN|97,892
9|ドクターA(麻生院長)|94,852
10|jun channel|90,501
11|Kis-My-Ft2|87,797
★12|Kuzuha Channel|83,192
★13|Kanata Ch. 天音かなた|81,490
★14|Mori Calliope Ch. hololive-EN|79,198
15|株式会社ティーファイブプロジェクト|65,766
※★をつけているのがVTuberのYouTubeチャンネル 「Most Live Viewers(Japan) - 2022.04|PLAY BOARD」より抜粋
渋谷ハルさん・葛葉さん・湊あくあさんも、ゲーム『APEX LEGENDS』の国内最大級のコミュニティ大会「VTuber最協決定戦」という大型コラボで獲得したものだ。
大型コラボやイベントではないのにも関わらず、それらに勝るとも劣らない視聴者を集めるさくらみこさんの『WWE 2K22』配信。
5月の同接ランキングが発表されれば上位に食い込んでくるだろう。なぜ、ここまでの人気になったのだろうか。
人気の理由は「キャラクリ」にあり
さくらみこさんが実況プレイしているのは、文字通りホロライブのVTuberたちによるプロレス。『WWE 2K22』のクリエイトモードで、ホロライブメンバーに似た選手を作成。彼女たちをリングの上で戦わせている。
どこまでメンバーに似せられるか──システム上の制限がある中、さくらみこさんと視聴者とが一丸となり試行錯誤。
さくらみこさんが持ち前のクリエイティビティを発揮し、メンバーの特徴を捉え見事にそれぞれが再現されている。
しぐれうい「第二のスバルママと言っても過言ではない」
大空スバルさんのキャラクターデザインを担当したしぐれういさんも、コメント欄で「ういママ見たぞ!!!!!第二のスバルママと言っても過言ではない完成度👏」と評した。
クリエイトされたVTuberファンも巻き込んで配信が盛り上がっている。
ホロライブメンバーによる入場パフォーマンスも見所
『WWE 2K22』では選手それぞれに入場シーンが設定できるのだが、“アイドル”であるホロライブメンバー(に似たアバター)が、筋骨隆々のプロレスラーとなり観客に向かってパフォーマンスを行なっているのが絶妙にシュール。
さくらみこさんによる(こちらも文字通りの)実況もその面白さを加速させている。
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