漂う緊張感の中、じっくり見守るオーディエンス
アンコールではクルミさんとともにチェリストも登場し「オレンジ(Sing with Cello)」を披露。しかし、リハーサルの時点で満足な感触を得られておらず、チェリスト、クルミさん共にかなりの緊張状態でステージに立つ。 漂う緊張感を観客も察したのか、2人がでてくるとフロアは一気に静寂に包まれる。そんな中で披露された「オレンジ(Sing with Cello)」。チェリストが奏でる優しい音色に、たどたどしくも、どこか透明感溢れるクルミさんの歌声がうまくマッチし、見守っていたファンの顔にも笑顔がこぼれていた。そしてダブルアンコールの「輝け空色少女」、「Seventeen(original)」を披露し、来春の受験終了前最後となる東京でのライブステージを後にした。
また来年。
USAGI DISCOさんが手がけるサウンドに、圧巻のレーザーや光るLEDリストバンドによるライブ演出。それは、活動初期から楽曲やパフォーマンスの見せ方を大切にしてきたクルミクロニクルならではの魅力が最大限に引き出された最高のエンターテイメントショーだった。 来春以降の活動再開と、クルミさんからの嬉しい報告が今から待ち遠しくて仕方がない。
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