バーチャルライバーグループ・
にじさんじのYouTubeチャンネルで、所属タレントたちが現実の無人島でサバイバル生活する動画「
にじさんじ無人島」が投稿。
動画は2本立てで、前編は10月19日から公開中、後編は10月20日(水)21時に公開される。
都内某所に集められた
剣持刀也さん、
加賀美ハヤトさん、
不破湊さん、
甲斐田晴さんの4人が、目隠しのまま連れて行かれたのはまさかの無人島。
4人は協力しながら食料などを自力で現地調達し、オリジナル料理を完成させて無人島からの脱出を目指す。
にじさんじが魅せる、VTuberの新たな可能性
バーチャルYouTuber(VTuber)なのに、バーチャル要素ほぼ皆無の今回の企画。ワイドショーでも活躍する藤本隆行さんのナレーションをバックに、TVのバラエティさながらの内容を繰り広げる。
通常、料理や商品開封などカメラで撮影を行う際、VTuberとして活動する配信者の多くは、その性質上自身の顔や手足が映り込まないように配慮している。
例えば、手を映さざるをを得ないときには手袋を着用したり、所属事務所のスタッフに代理をお願いしたりと、その工夫は様々だ。
これは言い換えれば、
配信者自身の姿さえ映らなければ、現実世界での撮影がメインとなる動画・配信も可能ということ。
VTuberでは甲賀流忍者!ぽんぽこさんをはじめ、これまでにも顔出ししない配信者たちによって同様の試みが行われてはいた。
バーチャルであることの逆転の発想をにじさんじが挑戦したことに、VTuberのさらなる可能性を感じさせる。
編集者・ライター・ラッパー。1996年、東京都生まれ。筑波大学情報メディア創成学類卒。"HipなPop"をコンセプトに掲げる。
2021年よりKAI-YOUに参加。クリエイティブや批評的な視点に立ち、音楽・アイドルカルチャーからVTuber/YouTuber、AI含むITテクノロジーまで、ジャンルレスに取材・執筆・編集を行う。
【主な実績】連載「チャートハックと音楽」/ホロライブさくらみこインタビュー/櫻井翔のラップ解説コラム
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