『クイック・ジャパン』次号の発売休止 小山田圭吾「いじめ問題」で体制見直しへ

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『クイック・ジャパン』次号の発売休止 小山田圭吾「いじめ問題」で体制見直しへ

画像は『Quick Japan』Twitterより

POPなポイントを3行で

  • 『Quick Japan』8月号の発売休止
  • 小山田圭吾「いじめ問題」を改めて謝罪
  • 「編集体制の見直しが必要と判断」
Quick Japan(クイック・ジャパン)』の出版元である太田出版が、同誌の8月号の発売を休止することを発表した。

同誌は1995年8月号にて、ソロ音楽ユニット・Corneliusとして活動する小山田圭吾さんのインタビュー記事を掲載。

そこに書かれた学生時代の「いじめ」「暴行」を自慢するかのようなインタビュー・発言が問題視され、小山田さんは東京オリンピック開会式の作曲担当を辞任。『Quick Japan』編集部にも非難が殺到し、7月19日に社長名義で謝罪文を発表していた。

『Quick Japan』発売休止、編集体制の見直しへ

『Quick Japan』編集部は、「2021年7月19日に太田出版ホームページに、“『Quick Japan 第3号』掲載の小山田圭吾氏記事についてのお詫び”を発表させていただきました。Quick Japan編集部としましても、表現方法、記事の影響についての思慮そして配慮が足らないままに世に出たことにより、差別を助長し被害者の方をはじめ多くの方を傷つけたことを改めて深くお詫び申し上げます。」と、改めて謝罪。

編集部として今回の事態を真摯に受け止め、今後二度とこうしたことを繰り返さぬよう編集体制の見直しが必要と判断しまして、『Quick Japan vol.157』の8月の発売をお休みいたします。」と発表した。

「この期間に、編集部としてのチェック体系の強化を行うとともに、編集部員それぞれが差別と社会問題に対する理解を深めてまいります。こうした対応を行いながら、今回のような問題が起こらないよう、編集部が日々の活動の中で不断に検討し、振り返りながら誌面を制作していく所存です。『Quick Japan vol.157』の発売時期については改めてお知らせいたします。」と締めくくっている。

ポップカルチャーと社会問題

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