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武骨とは無縁な陶器の武器セット パリ在住のアーティストが込めた強さや怒り

武骨とは無縁な陶器の武器セット パリ在住のアーティストが込めた強さや怒り

「Hell Hath no Fury」

POPなポイントを3行で

  • SNSで話題の花柄の陶器の武器
  • パリのボールペンアーティストが制作
  • 内面の強さや怒りを表現したHelena Hauss
デザインや色味ともに武骨なイメージが強い武器。けれどもデザインはそのままに、材質やカラーリングが通常と異なるだけで、印象は大きく変わるもの。

最近SNS上で話題を呼んだ蒼い花柄模様が施された陶器の武器は、戦場とは無縁の雰囲気を放ちながらも、実に穏やかではない作品に仕上がっています。
手榴弾釘バットモーニングスタートマホーク──陶器でつくられたこれらの武器は「Hell Hath no Fury」というアート作品。

直訳すると「地獄には怒りがない」といった意味を持つこれらの作品は、ボールペンアーティスト・Helena Haussさんが手がけたものでした。

【画像】陶器でつくられた華やかな武器の数々 ※記事内画像はすべてHelena Haussさんの公式サイトより

ボールペンアーティスト・Helena Hauss

ビスコにミルキー、日本でお馴染みのアイテムも多い「Afternoon Delight」

380時間かけて制作された「Seven-Minutes-in-Heaven」

Helena Haussさんは、ボールペンを使ったイラストレーションを発表しているパリ在住のアーティストで、人や物をカラフルかつリアルなタッチで表現した作風が特徴です。

代表作は、日本のお菓子や雑誌などと一緒に少女が寝そべっている「Afternoon Delight」や、ボードゲームを背景に抱き合う男女を描いた「Seven Minutes in Heaven」など。

一見、ポップでかわいらしい作品ばかりですが、本人の公式サイトによれば、作品には慣習やレッテルに支配された社会に対する風刺・自虐などを込めているとしています。
【Seven Minutes in Heaven - 380 Hours】
ちなみにHelena HaussさんのYouTubeチャンネルでは、メイキング動画が公開されているので、修正なしの圧巻の制作工程を確認することができます。

公式サイトでは「ボールペンアートは後戻りはできないし、最後の最後で失敗することもある。私が目指したのは、失敗を恐れず、途中で起こりうる失敗を全体の一部として受け入れることです」と、ボールペンアートに対するこだわりを明かしています。

華やかな武器陶器こと「Hell Hath no Fury」

たぶん世界一お洒落なモーニングスター

そんなボールペンアートを手がけているHelena Haussさんが制作した華やかな陶器の武器こと「Hell Hath no Fury」。

この作品は、女性らしさや礼儀正しさという既成概念のベールの裏に隠された、内面の強さ、怒りを表現。

釘バット

手榴弾

Helena Haussさんの「私たちに強いられてきた常に弱いという感覚からの解放を試みています」という、レッテルへの訴えが詰まっています。

デルフトブルーという陶器のスタイルで、すべてHelena Haussさんによるハンドペイント。制作にはボールペン以外も使っているようですが、一発勝負で描き進めるスタイルは変わらないようです。

Helena HaussさんのInstagramによると、これらの「Hell Hath no Fury」のレプリカは購入可能。値段などの詳細は不明ですが、気になる人はDMしてみてはいかがでしょうか。

この武器、魔法付加されてるヤツだ!

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