声優/アーティストの斉藤壮馬さんが、自身初となるワンマンライブツアー「斉藤壮馬 Live Tour 2021 "We are in bloom!"」を完走。臨場感あふれるライブ写真とともに、最終公演のライブレポートが到着した。
4月に福岡で行った公演を皮切りに始まった同ツアーは、5月22日、23日の東京公演で閉幕。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により大阪公演は中止となってしまったが、全4公演で各地のファンを魅了した。
ライブ写真:浜野カズシ
オルタナティブやシューゲイザー、ギターロック、シティポップなど様々なジャンルを吸収し、自身の世界観として表現してきた斉藤壮馬さんが、2020年12月に発売した2ndフルアルバム『in bloom』をひっさげてのステージを披露した。 開演時刻を迎えると、静謐な空間にSEの優しいピアノの音とともにステージ上に芽吹く草花の映像が流れ、サウンドが展開されるに合わせ成長してゆくと幻想的な森のように。
その中に"S"のロゴがデザインされたキューブが出現すると斉藤さんが登場。
森の蔦が今回のタイトル「We are in bloom!」の形に収束していくと、デビュー曲でもあり、前回のライブのアンコール最後の曲でもあった「フィッシュストーリー」を披露。旅をテーマにした前回ライブからの続きを彷彿とさせる始まりとなった。 前半は「声優として様々な役を演じてきたからこそ身についた」と、本人もこれまでに語っている声色や発声、感情ののせ方を、役ではなく自身を表現することに落とし込んだシンガーとしての楽曲が続く。
「デート」や「夜明けはまだ」といった明るく楽しさを感じるシングル楽曲から、徐々に斉藤さん独自の世界観にどっぷりひきこまれる感覚とともに妖艶さをまとったダークな表現へと移っていった。
その後ギターをかつぐと、自身のイントロリフソロから「memento」へ。テレキャスターのシングルコイルが空間を切り裂くと、感情を爆発させるような表現が加わりバンドのボーカルとしての顔に変化。 「エピローグ」「パレット」と続き、最後はアルバム『in bloom』に収録されている8分越えの大作「いさな」を演奏。
シューゲイザーらしい轟音と斉藤さんの甘く浮遊感のあるボーカルが会場全体を包み込み、物語はフィナーレへ。会場を包む感情と呼応するように、アウトロは10分に迫る演奏となった。
そして鳴り止まない手拍子の中、自身がガレージロックリバイバルを経験した世代だからこそ生まれた「Summerholic!」でアンコールへと繋がっていく。 アルバム『in bloom』のリード曲「carpool」の後、最後のMCでは改めて感謝の気持ちと「ここで今日この日を終わりにするのではなく次に繋がる夜にしたい」と斉藤さん。
この日何度も口にした「次に」の言葉に、自分に出会ってくれた人々への前向きな想いが表れていた。
アンコールは「さよならはまだ 次にとっておくよ」と歌われる『in bloom』のラストトラック「最後の花火」で締めくくられ、初めてのライブツアーが幕を閉じた。
【フォトレポート】ライブ写真で振り返る最終公演
斉藤さんが全曲作詞/作曲を手がけたアルバム『in bloom』は、オリコンウィークリーランキングで5位を記録。 これまで斉藤さんが発表してきたシングル、アルバム、ライブ映像は、そのすべてがオリコンウィークリーランキングで10位圏内にランクインするという快挙を成し遂げている。
ライブ公演のアーカイブ映像は、5月30日(日)23時59分まで、配信プラットフォーム「Streaming+」と「LINE LIVE-VIEWING」で視聴可能。視聴チケットは同日22時まで購入することができる。斉藤壮馬 『carpool』 MV
4月に福岡で行った公演を皮切りに始まった同ツアーは、5月22日、23日の東京公演で閉幕。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により大阪公演は中止となってしまったが、全4公演で各地のファンを魅了した。
ライブ写真:浜野カズシ
2年ぶりに魅せる斉藤壮馬の世界
同ツアーは、2019年2月に開催したファーストライブ「quantum stranger(s)」よりおよそ2年ぶりのライブ。オルタナティブやシューゲイザー、ギターロック、シティポップなど様々なジャンルを吸収し、自身の世界観として表現してきた斉藤壮馬さんが、2020年12月に発売した2ndフルアルバム『in bloom』をひっさげてのステージを披露した。 開演時刻を迎えると、静謐な空間にSEの優しいピアノの音とともにステージ上に芽吹く草花の映像が流れ、サウンドが展開されるに合わせ成長してゆくと幻想的な森のように。
その中に"S"のロゴがデザインされたキューブが出現すると斉藤さんが登場。
森の蔦が今回のタイトル「We are in bloom!」の形に収束していくと、デビュー曲でもあり、前回のライブのアンコール最後の曲でもあった「フィッシュストーリー」を披露。旅をテーマにした前回ライブからの続きを彷彿とさせる始まりとなった。 前半は「声優として様々な役を演じてきたからこそ身についた」と、本人もこれまでに語っている声色や発声、感情ののせ方を、役ではなく自身を表現することに落とし込んだシンガーとしての楽曲が続く。
「デート」や「夜明けはまだ」といった明るく楽しさを感じるシングル楽曲から、徐々に斉藤さん独自の世界観にどっぷりひきこまれる感覚とともに妖艶さをまとったダークな表現へと移っていった。
斉藤壮馬「必ずまた会いに」
MCでは「応援してくれる、支えてくれる方々がいるからこそ今がある」という感謝の念や、ライブツアーの中で唯一中止となってしまった大阪公演、そこに参加する予定だったファンへの想いと、「また必ず会いにいく」という強い気持ちを口にする。その後ギターをかつぐと、自身のイントロリフソロから「memento」へ。テレキャスターのシングルコイルが空間を切り裂くと、感情を爆発させるような表現が加わりバンドのボーカルとしての顔に変化。 「エピローグ」「パレット」と続き、最後はアルバム『in bloom』に収録されている8分越えの大作「いさな」を演奏。
シューゲイザーらしい轟音と斉藤さんの甘く浮遊感のあるボーカルが会場全体を包み込み、物語はフィナーレへ。会場を包む感情と呼応するように、アウトロは10分に迫る演奏となった。
そして鳴り止まない手拍子の中、自身がガレージロックリバイバルを経験した世代だからこそ生まれた「Summerholic!」でアンコールへと繋がっていく。 アルバム『in bloom』のリード曲「carpool」の後、最後のMCでは改めて感謝の気持ちと「ここで今日この日を終わりにするのではなく次に繋がる夜にしたい」と斉藤さん。
この日何度も口にした「次に」の言葉に、自分に出会ってくれた人々への前向きな想いが表れていた。
アンコールは「さよならはまだ 次にとっておくよ」と歌われる『in bloom』のラストトラック「最後の花火」で締めくくられ、初めてのライブツアーが幕を閉じた。
【フォトレポート】ライブ写真で振り返る最終公演
オリコン5位の2ndフルアルバム『in bloom』
『アイドリッシュセブン』の九条天役、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の夢野幻太郎役、『ハイキュー!!』の山口忠役をつとめる斉藤さんは、その表現をアーティスト活動にも落とし込んでいる。斉藤さんが全曲作詞/作曲を手がけたアルバム『in bloom』は、オリコンウィークリーランキングで5位を記録。 これまで斉藤さんが発表してきたシングル、アルバム、ライブ映像は、そのすべてがオリコンウィークリーランキングで10位圏内にランクインするという快挙を成し遂げている。
ライブ公演のアーカイブ映像は、5月30日(日)23時59分まで、配信プラットフォーム「Streaming+」と「LINE LIVE-VIEWING」で視聴可能。視聴チケットは同日22時まで購入することができる。
声優の様々な活動に注目
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イベント情報
斉藤壮馬 Live Tour 2021「We are in bloom!」アーカイブ配信
- 配信期間
- 2021年5月30日(日)23:59まで視聴可能
- 視聴券販売期間
- 2021年5月30日(日)22:00まで
- 配信プラットフォーム
- Streaming+/LINE LIVE-VIEWING
- 価格
- 3,900円(税込)
- ※別途、システム手数料220円(税込)
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