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アニメ制作会社ufotable、脱税容疑で告発 作品応援するファンに「心よりお詫び」

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  • アニメ制作会社 ・ufotableが東京国税局から告発
  • 1億4000万円を脱税した疑い
  • 『鬼滅』『Fate』などクオリティの高さが話題呼ぶスタジオ
アニメ制作会社ufotable、脱税容疑で告発 作品応援するファンに「心よりお詫び」

画像はufotable公式サイトより

アニメ制作会社・ufotable(ユーフォーテーブル有限会社)および代表をつとめる近藤光さんが、東京国税局から告発を受けた。

ufotableは2019年3月、自社で運営するカフェなどの売り上げに関する脱税疑惑を週刊文春デジタルに報じられ、今後に注目が集まっていた。

NHKなどによると、2015年から2018年までに会社の所得、4億4600万円を隠し、法人税と消費税あわせておよそ1億4000万円を脱税した疑いがあるという(外部リンク)。

ufotableも公式発表「法令を遵守し、経営の適正化に」

各メディアでの告発の報道にあわせて、ufotable公式サイトでも「法人税法等違反の疑いにより、弊社及び弊社代表が、東京国税局から告発を受けました」と発表。

「ファンの皆さまをはじめ、関係者にご心配、ご迷惑をおかけすることについて誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます」とコメントした。

なお国税局の指導に従い、脱税に該当する期間については修正申告を行い、全額の納税を報告。

「持続可能なより良い作品づくりに向けた制作環境の整備に向け、法令を遵守し、経営の適正化に努めて参ります」と結んでいる。

『Fate』『鬼滅』で知られるufotable

ufotableは2000年に設立されたアニメ試作会社で、『劇場版 空の境界』や『Fate/Zero』『活撃 刀剣乱舞』、最近では『鬼滅の刃』などを手がけている。

いずれの作品も非常に作画や演出のクオリティが高いことが評判で、手がける作品では常に「神回」と呼ばれるエピソードが存在し、ファンや視聴者を圧倒し、驚かせてきた。

アニメ制作だけでなく、代表をつとめる近藤光さんの出身地・徳島県で、アニメやゲームをテーマとしたイベント「マチ★アソビ」のプロデュースも担当。地域活性化にも貢献していた(2019年4月に近藤さんは実行委員会の会長を辞任)。

東京・大阪・名古屋には関連グッズなどを販売するカフェも展開しており、制作以外の事業も手広く展開する数少ないアニメスタジオの1つだ。

ファンや関係者からするとやり切れない思い

数々の作品が多くのファンから高い評価を獲得してきたスタジオだけに、2019年の脱税疑惑の報道、そして今回の告発は、一ファンとしても残念でならない。

それ以上に、手がけた人気作品の名前が、今回のようなかたちで世間に大きく喧伝されるのは、ファンや関係者からするとやり切れない面も多いだろう。

ufotableでは今回の告発を機に、制作環境の整備に向けて、法令遵守や経営の適正化に努めていくとしている。

社会的な「働き方改革」の流れを受け、アニメ業界も変革を迫られている昨今。制作会社には、アニメーターの労働環境だけでなく、経営体質そのものへの改善も求められている。

変革が求められるアニメ業界

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