奔放アニメ『異種族レビュアーズ』サンテレビでも放送中止 残るはKBS京都

奔放アニメ『異種族レビュアーズ』サンテレビでも放送中止 残るはKBS京都
奔放アニメ『異種族レビュアーズ』サンテレビでも放送中止 残るはKBS京都

『異種族レビュアーズ』/画像はアニメ公式サイトから

POPなポイントを3行で

  • 『異種族レビュアーズ』の放送をサンテレビが中止
  • TOKYO MXに続き「編成上の都合」が理由
  • 残る地上波の放送局はKBS京都のみ
TVアニメ『異種族レビュアーズ』が、サンテレビ(兵庫県)での放送を中止すると発表した。

番組公式Twitterによれば、2月7日に同作の放送中止を発表したTOKYO MXと同じく、サンテレビも「編成上の都合」での放送中止となる。 地上波の放送局は残りKBS京都のみ。Amazon Prime VideoAT-Xなどの配信サイトや、BS11などの放送局では引き続き放送される。

なお、2月1日には北米版配信サイト「Funimation」(ファニメーション)が同作の配信を停止(作品をラインナップから削除)。

Funimationは配信停止の理由について、「慎重に検討した結果、このシリーズは当社の基準外であると判断しました。同作のクリエイターへ最大限の敬意を払うため、コンテンツを大幅に変更するのではなく、削除することが最も尊敬すべき選択だと判断しました」と、ニュースサイト「AnimeNewsNetwork」からの取材に答えている(外部リンク)。

異種族の共生世界の風俗店『異種族レビュアーズ』

『異種族レビュアーズ』は、ニコニコ静画内の漫画誌『ドラドラしゃーぷ#』で連載されている漫画作品。

原作・天原さん、作画・mashaさんによる、ファンタジーの世界にある風俗店を舞台にした物語だ。

人間、エルフ、獣人、悪魔、天使などあらゆる異種族が暮らす世界の性風俗を扱うため、攻めたネタも多いが、基本的にコメディ色の強い作品となっている。

地上波の放送はそもそも無理だった?

TVアニメ「異種族レビュアーズ」第1話予告
フィクションでは当たり前に描かれてきた多種族の共生について、他作品ではあまり見られない性風俗という切り口から掘り下げ、一部から支持を集めてきた『異種族レビュアーズ』。

視点のユニークさの一方で、かなりきわどい内容なのも確かで、アニメ化発表時には原作者である天原さんを含め、地上波での放送を懸念する声が多数上がっていた。 いざ放送が始まると、事前の懸念と期待を凌駕する奔放さを発揮。当然、地上波では露骨な描写や重要な部分に修正が入り、場合によっては音声だけというシーンも存在する(無修正版はAT-Xで放送、視聴には年齢制限あり)。

番組スタートを告げるOP主題歌の歌詞からも奔放ぶりを見せつけ、毎話ごとに賛否両論を巻き起こす『異種族レビュアーズ』。残る地上波はKBS京都だけだが、最終話まで放送を続けることはできるのだろうか。

取り扱い注意

この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。