エミネムが突如新アルバム発表 アンダーソン・パーク、故 Juice WRLDらとコラボ

POPなポイントを3行で

  • エミネムが新アルバム『Music To Be Murdered By』を突如発表
  • エド・シーラン、アンダーソン・パーク、故・Juice WRLDらが客演
  • 巨匠・ヒッチコックにインスパイアされたタイトルとジャケット
アメリカのラッパー・Eminem(エミネム)さんが、新アルバム『Music To Be Murdered By』を突如発表した。

Ed Sheeran(エド・シーラン)さん、Anderson .Paak(アンダーソン・パーク)さん、A Tribe Called QuestのQ-Tipさん、The RootsのメインMC Black Thought(ブラック・ソート)さん、Young M.A.(ヤング・エムエー)さん、Skylar Grey(スカイラー・グレイ)さん、Royce da 5'9"(ロイス・ダ・ファイブ・ナイン)さん、Don Toliver(ドン・トリヴァー)さんらがゲストとして参加。

また2019年末に21歳の若さで急死したJuice WRLD(ジュース・ワールド)さんとのコラボレーション楽曲「Godzilla」も収録されている。

Eminemさんのアルバムは、2018年8月に同じくサプライスリリースされた『Kamikaze』に次ぐ通算11作目となる。

ヒッチコックにインスパイアされた『Music To Be Murdered By』

『Music To Be Murdered By』のタイトルとアートワークは、20世紀を代表する映画監督アルフレッド・ヒッチコックさんが作曲家ジェフ・アレクサンダーさんと1958年に発表したアルバム『Music To Be Murdered By』にインスパイアされている。

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Inspired by the master, Uncle Alfred! #MusicToBeMurderedBy

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「Darkness」MVも公開

Eminem - Darkness (Official Video)
また、収録曲「Darkness」のMVも公開。サイモン&ガーファンクルの名曲「The Sound of Silence 」をサンプリングしているこの曲は、2017年10月にラスベガスで発生し58人が死亡した銃乱射事件を想起させる内容。

映像の最後では「これはいつ終わるのか? それは皆が問題の重要性に気づいたとき(WHEN WILL THIS END?WHEN ENOUGH PEOPLE CARE)」というテロップが流れるなど、アメリカで深刻さを増す銃規制問題に踏み込んでいる。

発表から数時間ほどしか経っていないにも関わらず、MVの再生数は46万回再生、歌詞注釈サイト「Genius」のチャートでは、10位以内に4曲がランクインしている(記事執筆時点)。

前作に続くエミネムさんのサプライズリリース。これまでも時にセンセーショナルに、社会問題に一石を投じてきたアメリカを代表するラッパーの新作は反響を呼びそうだ。

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