アートワークは福岡に拠点を置く若手美術家・浦川大志さんによる書き下ろしの絵画作品となる。
また、ジャケットの発表にあわせて、アルバムのトラックリスト全10曲とCD購入者特典も発表された。アルバムは11月13日(水)に発売を予定している。
現役音大生シンガーソングライター長谷川白紙
長谷川白紙さんは1998年生まれ、現在20歳の現役音大生。2016年頃からSoundCloudなどで作品を発表し、そのクオリティの高さと早熟した才能でSNSを中心に大きな話題を呼んだ。
ジャズや現代音楽をベースにしたビート、シンセサイザーの和音で構成された洪水のように溢れ出すトラックが特徴。そこに現代詩や散文詩ともいえる歌詞を中性的な歌声で乗せて聴くものに衝撃を与える。
また10月30日(水)に発売される高校生シンガーソングライター・崎山蒼志さんのニューアルバム『並む踊り』にも参加が発表されており、新しい時代を引っ張っていく音楽家としても期待されている。
今回タッグを組んだ美術家・浦川大志とは
浦川大志さんは1994年生まれの若手美術家。福岡を拠点にインターネットやiPhoneなどのデバイスを通して得た情報や身体感覚をもとに、仮想空間を思わせる絵画作品を描いている。
本作のアートワーク担当の経緯は、白紙さんが展覧会で浦川さんの作品を鑑賞したことがきっかけ。なお、浦川さんからコメントが届いている。
今回長谷川白紙さんのアートワークを制作させていただきました浦川大志です。
展覧会で作品を拝見いただいたきっかけで白紙さんとこの仕事が実現しました。
今回のアートワークでは、アイデア出しから密にやりとりを重ねて、その特徴的な曲調を平面の中に再現することに取り組みました。今回初めてアートワークを担当させていただいた中で、白紙さんの世界観の一端を可視化するような印象的な仕事ができたと感じています。
どこか現実とズレた風景を通して、白紙さんの曲の世界を体感してみてください。 浦川大志さんコメント
アルバム全10曲、購入特典CDにはパソコン音楽クラブ
今回正式に公開されたトラックリストには、すでにネットやライブで披露されている「砂漠で」や「山が見える」などの人気曲の名があり、姫乃たまさんへのアルバム提供曲「いつくしい日々」のセルフカバーも収録されるようだ。また、前作に続き今作もCD購入特典としてタワーレコード、HMV、ディスクユニオンの各店舗及びオンラインショップで「Hakushi Hasegawa official bootleg vol.2」と題されたCD-Rが数量限定で配布される。1. あなただけ
2. o(__*)
3. 怖いところ
4. 砂漠で
5. 風邪山羊
6. 蕊のパーティ
7. 悪魔
8. いつくしい日々
9. 山が見える
10. ニュートラル 『エアにに』収録曲
このCD-RにはDTMユニット・パソコン音楽クラブによる「キュー」、先月Maltine RecordsよりEPを発表したKabanaguによる「草木」のリミックス、そして白紙さん本人の弾き語り曲が収録される予定。
アルバム発売が発表されると同時にタイトル『エアにに』がTwitter上で即刻大喜利化するなど、愛されながら期待を込められている長谷川白紙さん待望のデビューアルバムはいよいよ来月発売となる。
長谷川白紙を予習!
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リリース情報
長谷川白紙『エアにに』
- 2019年11月13日発売
- 2300円+税
- MMCD20032
- ミュージックマイン
- 収録曲:
- 1. あなただけ
- 2. o(__*)
- 3. 怖いところ
- 4. 砂漠で
- 5. 風邪山羊
- 6. 蕊のパーティ
- 7. 悪魔
- 8. いつくしい日々
- 9. 山が見える
- 10. ニュートラル
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