速報第1弾としてYouTubeでトレイラーを公開。トレイラーは「11月13日発売 “できるのか?!”」という意味深なメッセージで終わっており、目下製作中であることも予想され、ますます期待を煽る。
なお、今作のリリースに寄せて白紙さんからコメントも届いている。
長谷川白紙さんコメント
服を着る時、その服に願い事をかけることが多くなりました。自分の体が幻の領域に突入することを期待するのです。
わたしはいつも自分が、現存するものの中で最大の再現領域を持つことを夢見ています。
でも前作を発表してから幻は幻でしかないこと、そして音楽がその領域にアクセスする唯一の手段であることが分かりました。
DAWはわたしにとってシミュレーションと再配置の空間であり、音楽は最も雄弁な嘘です。
これは音楽とわたし自身の嘘と本当について思考し、コラージュすることで幻の体に近づこうとした作品です。
現役音大生シンガーソングライター長谷川白紙
長谷川白紙さんは1998年生まれ、現在20歳の現役音大生。2016年頃からSoundCloudなどで作品を発表し、そのクオリティの高さと早熟した才能でSNSを中心に大きな話題を呼んでいた。 ジャズや現代音楽をベースにしたビート、シンセサイザーの和音で構成された洪水のように溢れ出すトラックが特徴。そこに現代詩や散文詩ともいえる歌詞を中性的な歌声で乗せて聴くものに衝撃を与える。
2018年12月、ULTRA-VYBEレーベルより『草木萌動』で待望のCDデビューを果たし、各方面から高い評価を得ているほか、鍵盤生演奏を交えたライブにも注目が集まっている。
本作で長谷川白紙という才能を固める面々
サウンド面では、KANDYTOWNやKID FRESINOらのミキシングで知られる、日本のヒップホップ・シーンに造詣の深いThe Anticipation Illicit Tsuboiさんや、フィッシュマンズのミキサーとして有名なzAkさんがミックスを手がけており、白紙さんの才能をより後押しする陣営となっている。
白紙さんの持ち味であるDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)でつくられたトラックはもちろん、アコースティックな楽曲や姫乃たまさんへの提供曲のセルフカバー、ネット上やライブですでに披露されている「砂漠で」や「山が見える」などの人気曲のアルバムミックスも収録される予定だ。 公式ホームページもなく顔写真も非公開となっているなど、未だ謎多きその才能が今作によって広く開示されるとともに、今後の音楽シーンを牽引していく、マスターピースとなることを期待したい。
新作、ずっと待ってました!
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リリース情報
『エアにに』
- 発売日
- 2019年11月13日(水)
- 価格
- 2300円+税
【収録曲】
あなただけ
砂漠で
o(__*)
蕊のパーティ
怖いところ
風邪山羊
いつくしい日々
山が見える
ほか全10曲程度収録予定
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