森ビル・東京シティビューとKAI-YOUが共同で開催する、平成に生まれた文化を改めて捉え直す展示「平成展」が2019年3月29日(金)から5月12日(日)にかけて開催される。
本展示は、平成の終わりという節目を鑑賞者自身の記憶と共に振り返る三連展として全3回が企画されており、今回はその最後の展示となっている。
2010年代では、2011年3月11日に起こった「東日本大震災」をきっかけに、ポップカルチャーがこれまで積み上げてきた歴史や文脈が断絶。
これまでのポップカルチャーが持っていた虚構的な想像力よりも、YouTuberやブロガーをはじめとする”インフルエンサー”たちが発信する、実益的で即効性の高い言説や価値観が強く求められるようになった。
「正しい」とか「間違っている」ということよりも、感情が優先される空気感が生まれてきたのではないだろうか。
壁面には「平成水」を飲んだ人々によるレビュー動画を上映。1本1000円の高価な水に、平成後期が醸し出した独自の空気が詰められているという。
嘘と真実が混じり合い、物の価値や本質について再び考え直すことが、2020年以降のポップカルチャーや生き方を考えるきっかけになるかもしれない。
本展示は、平成の終わりという節目を鑑賞者自身の記憶と共に振り返る三連展として全3回が企画されており、今回はその最後の展示となっている。
2010年代の「平成」を振り返る
第3回目となる「平成展 2010-2019」では「真実と嘘が混ざる未来」をテーマに、平成という年号が終わりを迎える2010年から2019年の10年に焦点が当てられる。2010年代では、2011年3月11日に起こった「東日本大震災」をきっかけに、ポップカルチャーがこれまで積み上げてきた歴史や文脈が断絶。
これまでのポップカルチャーが持っていた虚構的な想像力よりも、YouTuberやブロガーをはじめとする”インフルエンサー”たちが発信する、実益的で即効性の高い言説や価値観が強く求められるようになった。
「正しい」とか「間違っている」ということよりも、感情が優先される空気感が生まれてきたのではないだろうか。
2010年代の空気感を再現する「平成水」とは
会場ではそんなテーマにちなんで「平成水」が限定販売。壁面には「平成水」を飲んだ人々によるレビュー動画を上映。1本1000円の高価な水に、平成後期が醸し出した独自の空気が詰められているという。
嘘と真実が混じり合い、物の価値や本質について再び考え直すことが、2020年以降のポップカルチャーや生き方を考えるきっかけになるかもしれない。
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イベント情報
「平成展 2010-2019」
- 期間
- 2019年3月29日(金)~2019年5月12日(日)
- 時間
- 10:00~22:00 (最終入館 21:30)※不定休
- 場所
- 東京カルチャーリサーチ
- (六本木ヒルズ森タワー52階 THE SUN & THE MOON内、約17㎡の小展示スペース)
- 入場料
- 無料(ただし、展望台・森美術館の入館料[一般1,800円他]が必要です)
- 企 画
- KAI-YOU、東京シティビュー
- 制作協力
- bpm、つむら工芸
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