その日本版を運営するVICE Japan初のオリジナル映画『ヘドローバ』が、12月9日(土)からUPLINK渋谷で公開、ならびに定額制動画オンデマンド配信サービス・VICE PLUSでオンライン配信される。
監督は11月18日(土)公開の『全員死刑』で商業映画監督デビューを果たす新人・小林勇貴さん。 VICE Japanが発足した「ケータイで撮る」映画プロジェクトの第1弾である本作は、不良だらけの団地を舞台に、そのボスであるおばあちゃんや不良たちの危険な日常を描いている。
本物の不良少年を出演させる27歳・小林勇貴
小林勇貴さんは27歳にして商業映画の監督をつとめる注目の若手クリエイター。11月18日(土)からは、間宮祥太朗さんを主演に迎えた『全員死刑』が公開。同作が上映されたフランスのエトランジェ映画祭2017では、誰に望まれたわけでもなく、下半身を露出して暴れるなど、作品とともに観客に鮮烈な印象を残した。
ケータイだから「リアルを撮れる。ザマアミロって感じ」
そんな小林勇貴さんが監督、脚本、撮影、編集をつとめた『ヘドローバ』。 プロデューサーとして、『冷たい熱帯魚』や『進撃の巨人』、『シン・ゴジラ』で特殊造型を担当し、残酷な映像表現で支持を受ける西村喜廣さんが参加している。公式サイトとVICE JapanのYouTubeチャンネルでは、撮影の舞台裏に迫る映像「アイデアをそのまま撮る」が公開中。ケータイで映画作ってるの、軽薄な感じがすごいイイですよね、なんか。厳かで芸術的なものみたいなもんを踏んづけてる感じが。
カメラの存在を見た瞬間に演技のモードに入っちゃうはずで、(ケータイは)それがない。リアルを撮れる。ザマアミロって感じ。小林勇貴さんコメント
0件のコメント