4月18日(金)、交尾器が雌雄で逆転した昆虫・トリカヘチャタテが発見されたことが、北海道大学のプレスリリースによって発表された。
体内受精を行う生物は、ほぼ例外なく雄がペニスを持っているそう。その中で、ブラジルに生息する洞窟棲のチャタテムシの仲間であるトリカヘチャタテは、まさかの雌がペニスを持っており、これを雄に挿入することで交尾を行っていることがわかった。
この交尾器逆転の理由について、雄が交尾の際、栄養の含まれたカプセルを精子と一緒に雌に渡すが、この栄養を巡った雌同士の競争によって雄と雌の交尾に対する積極性が逆転。それが雌のペニスの進化を促したと考えられるという説がある。ただ、他にも理由を検討する余地があるようだ。
体内受精を行う生物は、ほぼ例外なく雄がペニスを持っているそう。その中で、ブラジルに生息する洞窟棲のチャタテムシの仲間であるトリカヘチャタテは、まさかの雌がペニスを持っており、これを雄に挿入することで交尾を行っていることがわかった。
この交尾器逆転の理由について、雄が交尾の際、栄養の含まれたカプセルを精子と一緒に雌に渡すが、この栄養を巡った雌同士の競争によって雄と雌の交尾に対する積極性が逆転。それが雌のペニスの進化を促したと考えられるという説がある。ただ、他にも理由を検討する余地があるようだ。
この記事どう思う?
0件のコメント