ラッパーたちの苦悩を描く傑作『サイタマノラッパー』ドラマ化!

  • 0
ラッパーたちの苦悩を描く傑作『サイタマノラッパー』ドラマ化!
ラッパーたちの苦悩を描く傑作『サイタマノラッパー』ドラマ化!

Webページ「SRサイタマノラッパー~マイクの細道~ _ テレビ東京」のスクリーンショット

ラッパーとしての成功を夢見る若者たちの青春を描いた「SR サイタマノラッパー」シリーズのTVドラマ『SRサイタマノラッパー~マイクの細道~』が、4月7日(金)より、毎週金曜日にテレビ東京・テレビ大阪で放送される。

同シリーズは、『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』などで知られる入江悠さんが自主制作でつくりあげたヒップホップ映画がはじまり。当時はめずらしかった日本のヒップホップシーンを題材に、埼玉でくすぶるラッパーたちのリアルな姿が反響を呼び、人気を広げていった。

今回のシリーズ初となるドラマ版では、これまでと同様、監督・脚本に入江悠さん。そして、IKKU、TOM、MIGHTYからなる劇中グループ・SHO-GUNGなど、おなじみのラッパーたちの姿をドラマで描く。

埼玉の片田舎で生まれ育ったヒップホップグループ「SHO-GUNG」の三人。ラップで名声を得たい彼らだが、現実はそう簡単にはいかずグループ結成以来10年の歳月が過ぎていった。そんな折、彼らにクラブイベントのオファーが舞い込んでくる。早速、IKKUとTOMは埼玉から離れて暮らすMIGHTYを連れ戻しに青森へ。だが、そこでトラブルに巻き込まれ、トラックドライバーに連れられ東北各地を転々とする羽目に・・・。果たして無事にMIGHTYを連れ、イベント当日までに戻ってこられるのか?様々な苦難を乗り越えつつ各地を転々としながら東北を南下し、クラブイベントを目指す三人。最後のチャンスに賭ける三人の“SHO-GUNG魂”を描いた作品です。 あらすじ

低予算の自主映画が3度の映画と初の地上波ドラマ

2009年3月に、入江悠さんの自主制作で上映された映画『SR サイタマノラッパー』。

その後、舞台を埼玉から群馬へと移し、フィメールラッパー(女性ラッパー)たちとの激突を描いた『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』(2010)。1作目でSHO-GUNGを抜け、東京進出を目指したMIGHTYのその後を描いた『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(2012)という北関東3部作でシリーズは完結を迎えていた。

第1話の放送は、4月7日(金)0時52分よりスタート。なお、ラップ監修は一作目から引き続き、双子ラップユニット・P.O.Pの上鈴木兄弟が担当している。

10年前、たった三人でクランクインした超低予算の自主映画が、シリーズを重ねて、まさかの地上波のドラマになります。ここまで応援して下さった皆様、盛り立てて下さった皆様、本当にありがとうございます。皆様のおかげで僕らはここまで来ることが出来ました。歌は祝いにして呪い。言葉は相手への贈り物。僕らはいつでも半径1メートルで、ネクストステージ準備中。新たなサイタマノラッパーの門出にぜひご期待下さい。 監督・脚本入江悠 コメント

いつだったか入江監督が、『SR サイタマノラッパー』シリーズで47都道府県を回りたい、ついては各自好きな県で1本脚本を書いてくるように、と無茶な課題を僕らSHO-GUNGに出してきたことがありました。ヒィヒィ書いて僕が提出した脚本の行方は未だ分かりませんが、こうして連続ドラマという形でヒップホップ行脚が実現したことにとてもワクワクしています。そして、個人的なことですが、10年近くにわたって同じキャラクターを演じられることを非常に嬉しく思っています。映画未見の方にも楽しんでいただけたら幸いです。 IKKU役駒木根隆介 コメント

ふらふらしているおじさんたちが自分たちにしか見えない小さな小さな、たまに消えさえする光に向かって、おじさんなのに迷子になって歩いていくようなお話になればいいなと思います。10年前入江悠監督の純然たる自主制作映画だった『SRサイタマノラッパー』が、たくさんの皆さま=SRクルー!の力を借りて3部作となり、そしてまた、無名の俳優陣にもかかわらず!想いのあるスタッフの方々とドラマ化できること感謝でコワい、コワいです、おそろしいです、がんばります。 TOM役水澤紳吾 コメント

マイティと呼ばれてから早いもので10年が経ちます。その間、映画『SRサイタマノラッパー』を通じたくさんの方々と出会いました。一緒に映画のチラシを配ってくれたファンの方々、道端で無理やり袖を引き半分拉致に近い状況にも関わらず快く映画館に来てくれた井戸端会議中のお母さん達、地方での宣伝活動中 宿泊場所がない初対面の僕を嫌な顔ひとつせず泊めてくれて後々ご家族にこっぴどく怒られていた大学生など。皮膚感覚として実感できる、たくさんの人に支えられた作品です。同時に観た方々のこの作品と登場人物に抱く思いにも直接触れてきました。そのどれもがまるで自分の事を語っているかのようで、十人十色の思いを登場人物達に重ねてくれていたように感じます。皆さんの中で生きているマイティと改めて向き合う事は大変恐ろしいことでございますが、このシリーズを知っている方にも、初めてご覧になる方にも、楽しんでいただけたらなと心より思っております。ブロ。 MIGHTY役奥野瑛太 コメント

SHARE

この記事をシェアする

Post
Share
Bookmark
LINE

作品情報

『SRサイタマノラッパー ~マイクの細道~』

放送日時
2017年4月7日スタート 毎週金曜 深夜0時52分~1時23分 放送
放送局
テレビ東京・テレビ大阪 ほか
監督・脚本
入江悠
出演
駒木根隆介、水澤紳吾、奥野瑛太 他
チーフプロデューサー
大和健太郎
プロデューサー
武藤大司、東田陽介
制作
テレビ東京・電通
製作著作
「SRサイタマノラッパー~マイクの細道~」製作委員会

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

POP UP !

もっと見る

もっと見る

よく読まれている記事

KAI-YOU Premium

もっと見る

もっと見る

音楽・映像の週間ランキング

最新のPOPをお届け!

もっと見る

もっと見る

このページは、株式会社カイユウに所属するKAI-YOU編集部が、独自に定めたコンテンツポリシーに基づき制作・配信しています。 KAI-YOU.netでは、文芸、アニメや漫画、YouTuberやVTuber、音楽や映像、イラストやアート、ゲーム、ヒップホップ、テクノロジーなどに関する最新ニュースを毎日更新しています。様々なジャンルを横断するポップカルチャーに関するインタビューやコラム、レポートといったコンテンツをお届けします。

ページトップへ