紅白初出場にRADWIMPSや宇多田、イエモン、KinKi、欅ら　SMAPは不在

毎年12月31日の大晦日に放送される恒例の歌番組「第67回NHK紅白歌合戦」に出場する歌手46組が発表された。

紅組の初出場は5組。

今年歌手活動を再開させた宇多田ヒカルさん、乃木坂46に続く「坂道シリーズ」としてデビューした欅坂46、今年20周年を迎えるPUFFY、演歌歌手の市川由紀乃さん、ミュージカルを中心に評価が高い大竹しのぶさん。

さらに、白組でも5組が初出場として決定した。

大ヒットした映画『君の名は。』で主題歌・劇伴を務めたRADWIMPS、今年再結成したTHE YELLOW MONKEY、今年20周年を迎えるKinKi Kids、auのCMソング「海の声」を歌った桐谷健太さん、オリエンタルラジオを中心に結成され「PERFECT HUMAN」旋風を起こしたRADIOFISHだ。

なお、出場歌手一覧は以下の通り。

AI、絢香、E-girls、いきものがかり、石川さゆり、市川由紀乃、宇多田ヒカル、AKB48、大竹しのぶ、欅坂46、香西かおり、坂本冬美、椎名林檎、島津亜矢、髙橋真梨子、天童よしみ、西野カナ、乃木坂46、PUFFY、Perfume、松田聖子、水森かおり、miwa

嵐、五木ひろし、X JAPAN、関ジャニ∞、桐谷健太、KinKi Kids、郷ひろみ、三代目 J Soul Brothers、THE YELLOW MONKEY、SEKAI NO OWARI、Sexy Zone、TOKIO、AAA、氷川きよし、V6、福田こうへい、福山雅治、星野源、三山ひろし、山内惠介、ゆず、RADWIMPS、RADIO FISH 紅白歌合戦 公式サイトより

今年の紅白歌合戦への観覧応募総数は99万1,306枚で、当選は1,075枚。なかなか当選しないことでも知られている紅白歌合戦だが、今年は実に922倍の激戦となったと報じられている。

SMAP、和田アキ子さんの不在と世代交代の波

今年の紅白歌合戦のテーマは「夢を歌おう」。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向かって、歌の力で夢を応援することを掲げている。

紅組司会者は有村架純さん、白組司会者は相葉雅紀さんが担当。有村架純さんは紅白歌合戦の司会に初挑戦。嵐の相葉雅紀さんも、グループとしては2010年から5回連続で司会を務めているものの、個人として司会を務めるのは初めてだ。

また、「恋ダンス」がネット上でも大ヒット中の『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌を歌う星野源さんも出場。生の「恋ダンス」に期待がかかる。

なお、これまで出場歴がある中で、今回の出場歌手に挙がらなかったのは、SMAPや和田アキ子さん、EXILE、ゴールデンボンバーなど。

紅白に最多39回出場という和田アキ子さんをはじめ、北島三郎さん、森進一さんらの不出場をはじめ、ベテラン歌手の出場が減っていることが見てとれる。紅白歌合戦にも世代交代の波が起こっている。

12月31日をもって解散を発表している国民的アイドルグループ・SMAPについても、メンバー5人が揃った最後の晴れ舞台を紅白で飾ってほしいと期待する人が多かったが、実現には至らなかった。

また、世界中に「PPAP（ペンパイナッポーアッポーペン）」ブームを巻き起こしているピコ太郎さんも出場はならなかった。

そのほか、AKB48として出場する紅白選抜48人を投票で決める企画や、「PERFECT HUMAN」をRADIOFISHと一緒に踊りたい人を募るオーディション企画、桐谷健太さんと「海の声」を一緒に歌いたい人を募集する企画が発表されている。