全米最大のコスプレ大会目指す シカゴで4月開催を発表 アメコミからアニメまでOK

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全米最大のコスプレ大会目指す シカゴで4月開催を発表 アメコミからアニメまでOK
全米最大のコスプレ大会目指す シカゴで4月開催を発表 アメコミからアニメまでOK

The C2E2 Crown Championships of Cosplay

シカゴで4月25日から27日まで開催される大型ポップカルチャーイベントのシカゴ・コミック&エンタテインメント エキスポ(The Chicago Comic & Entertainment Expo:C2E2)が、全米最大級を謳うコスプレ大会を開催する。大会は「The C2E2 Crown Championships of Cosplay」とタイトルされ2月14日にエントリーを開始した。
コスプレ大会は、C2E2がウィキコミュニティの支援を行うウィキア(WIKIA)からの協力を受けて今年からスタートする。また、大手メディアであるシカゴトリビューングループのエンタテインメント部門RedEyeがスポンサーとなる。賞金総額は1万ドル以上になるという。

C2E2は、ニューヨークコミコンやPAXなどのカルチャーイベントを運営するReedPOP(リード エグジビション)を代表するイベントだ。2010年にスタート、今年で開催5年目と歴史は浅いが急成長中で、米国を代表するコミコンのひとつとなった。
シカゴという大都市に位置していること、ReedPOPがニューヨークコミコンで培ったノウハウをいち早く導入している。取扱いジャンルはアメコミは勿論、映画、テレビドラマ、ゲーム、アニメーション、日本のマンガやアニメも含まれる。

今回タイトルに用いられた“Cosplay”は、日本のコスプレに由来する言葉だ。ファンがアニメやマンガ、ゲームのキャラクターに扮して楽しむことを指す。日本のアニメとマンガの普及と伴に、近年は、北米、アジア、ヨーロッパ、さらに多くの国へと急激に広がっている。
“Cosplay”が世界的に広がる一方で、言葉が指す意味は、最近では大きく変わってきている。コスプレをする対象が日本のアニメやマンガ、ゲームに限定されることなく、エンタテインメントのキャラクター全般を指すことが増えている。今回の応募条件も、コミック、映画、テレビ、ゲーム、日本アニメ、ファンタジーのキャラクターとしている。日本のアニメは一部に過ぎない。

もともと日本のコスプレは、米国のSF大会などに多かったマスカレード(Masquerade)と呼ばれるキャラクター仮装に源流のひとつがあるとされる。それが日本でコスプレと呼ばれ、さらに海外に広がった。
それが現在では、本家のマスカレードがコスプレと打ち出すことで、活性化を図っているかたちだ。ここでコスプレの言葉は新たな意味を持たされて、不思議な文化のキャッチボールになっている。今後、日本の人が海外でコスプレの名前にイベントを訪れたら、日本のキャラクターはほとんど見られなかったということも増えるかもしれない。

The C2E2 Crown Championships of Cosplay
http://www.c2e2.com/Events/C2E2-Crown-Championships-of-Cosplay/

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