おやすみホログラム ワンマンLIVEレポ 混沌を支えたバンドの解体

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小林樹音

上野翔

高石晃太郎

福山タク

ハシダカズマ

おはようクロニクル/ハハノシキュウ

「おやすみ」から朝が始まる、望んだ月が交わる八月
小さな川から流れたドリフター、モッシュピットはいつも揉みくちゃ
はじめは5人だった初期メンバー、初ライブからすぐに拗れた
早々に一人が脱退を決め、始まりはいつも「がっかり」と「否定」
新メン加入でリスタートして、ライブは2曲『ドリフター』の締め
フロアーガラ空き下北沢three、走るために気の触れた明日に
向かったはずがメンバーの解雇、画面にヒビが入ったiPhone
皮肉にもこれが話題となり、明日走るため眠る二人
そこに目を付けた元研究員、いつだって混沌を求め過ぎ
ギュウゾウさんからクラッカーの洗礼、あらゆる返り血に染まった路線で
撮影自由のライブを重ね、少しずつ増えた羊の群れ
サポートが入り幅増える迷路、福山タクのサックスの音色
あれは確か高円寺二万電圧、羊がステージを睨んでいます
突如現れた謎のラッパー、あれが最初のラストダンサー
打ち合わせもなく合わせた即興、最初から何処にもなかった国境
年明けの甘噛みモーニングコール、「おやすみ」から朝が始まる

翌月からはおやホロバンドセット、そうそうたるメンバーの演奏
ピロさんタクちゃんに新しい船、ハシダカズマに小林樹音
フロアー埋まった下北沢three、音の厚み、気の触れた祭り
馬鹿と知るほどファストラップ、ハハノシキュウとのラストダンス
オケにバンドで適材適所「アイドルにそれは出来ないです」と
下馬評すらも切る出刃庖丁、想定外の外を目指そうと
儚い夢も絵で描くと、Have a Nice Day!と『エメラルド』
スカウターには数値化出来ない、スカムパーティは終止符打てない
ギュウ農フェスに夏の魔物、エメラルドグリーンに染まる後も
ファーストアルバム『おやすみホログラム』、仄暗い孤独が集まり転ぶダンス
そして初めてのワンマンアクト@9.22新宿ロフト
数え切れないチェキの空き箱、おやホロジャズバンド(OYSMAJE)の波紋
ロックンロールにドリームとロマンス、リキッドルームが埋まる『Plan』
『揺れた』確かに揺れた、ハバナイとネイチャー『誰かの庭』
「おやすみ」から朝が始まる、望んだ月が交わる八月
小さな川から流れたドリフター、モッシュピットはいつも揉みくちゃ

二人になって一年が過ぎた、想定通り想定外の外側
本当に想定出来ないのはここから、ゲレンデが溶けてしまった世の中
ツイッターを走る#おやホロバス、まるで受刑者のようなフォロワー
まとめサイトに有吉反省会、誰もこの事件を忘れない
眠らずに朝が来てふらつきながら、帰る路すら躓きながら
「ドラムス、アヒトイナザワ」青春を取り戻しに来たから
セカンドアルバム『2』の発射、躊躇なんかなく『ニューロマンサー』
そして時は来た2回目のワンマン、O-WESTに未来への看板

そう、ここからは未来の話だ、イチゴ狩りの話はしない
『11』月がやけに優しくて参る、11月におやホロが参る
3回目のワンマンが決まる、その会場を今から教える
ライブが僕らのリヴィンプルーフ、“11月16日@恵比寿リキッドルーム”
この話の続きは君たちに任せる、どんな不幸もきっと笑える
未来と言うには若すぎるけど、ここまでが『before』、何処までが理想?
「おやすみ」から朝が始まる、望んだ月が交わる八月
小さな川から流れたドリフター、モッシュピットはいつも (ハハノシキュウ「おはようクロニクル」)

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セットリスト

おやすみホログラム2ndワンマンライブ(すでに終了)

日程
6月15日
場所
渋谷TSUTAYA O-WEST

■セットリスト
DJセット
01:too young
02:note
03:ニューロマンサー
バンドセット
04:machine song
05:plan
06:last dance
MC
07:before
08:strawberry
09:forever young
10:underwater
11:note
MC
12:帰り路
13:our future
14:夜、走る人
15:11
16:誰かの庭
en.1
17:drifter
18.:ニューロマンサー
en.2(DJセット)
20:planet(仮)

■おやホロバンド メンバー
ギター:オガワコウイチ
サックス:フクヤマタク
ギター:ハシダカズマ
ギター:上野翔
ベース:小林樹音
バイオリン他:百瀬巡
ドラム:高石晃太郎
ボーカル:おやすみホログラム

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ハハノシキュウ

ラッパー

青森県弘前市出身のラッパーであり、作詞家、コラムニストなどの顔も持つ。MCBATTLEにおける性格の悪さには定評があり、優勝経験の少なさの割には高い知名度を誇っている。2015年にはおやすみホログラムとのコラボをはじめ、8mm(八月ちゃんfromおやすみホログラム×MC MIRI fromライムベリー)の作詞を手掛け、アイドル界隈でもその知名度を上げている。また、KAI-YOUにてMCBATTLEを題材にしたコラムの連載を開始、文筆の世界においても実力に伴わない知名度を上げようとしている。現在、処女作『リップクリームを絶対になくさない方法』、DOTAMAとのコラボアルバム『13月』に続き、おやすみホログラムのプロデューサーであるオガワコウイチとのコラボアルバムを製作中。

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