バイオ20周年のリアル銃撃戦！ サバゲーマーがフル装備で潜入してみた

そもそもサバイバルゲームってなに？

そもそもサバイバルゲームとは、BB弾を打ち出すエアーソフトガンを使いながら、相手を倒したり、指定された物を回収するのが目的のスポーツ。

サバゲーを始めると耳にタコができるほど言われることだが、言い方が変わることがあっても一番大事なことは「安全第一」。そして、全てがプレイヤーまかせの自己申告制で、紳士淑女のスポーツと呼ばれることもあります。

例えばBB弾が当たった場合は、大きな声でヒットとコールをする。もし声が小さいと相手に伝わらず攻撃されつづけることがあるので注意が必要です。

内容もゲームによってさまざま。一番よく行われているのが、相手陣地にあるフラッグを取り合うフラッグ戦と、制限時間内にどれだけ相手を倒すかという殲滅戦です。

ほかにも、勝負よりもバラエティー性を重視したフィールド独自のゲームなどもあり、最近は女性プレイヤーも増加。2005年にエアソフトガンの威力に規制が設けられるようになり、安全性が増したという声もたまに聞くことがあります。 6月23日（木）発売予定のシリーズ最新作『バイオハザード アンブレラコア』は、そんなサバイバルゲームの世界に近い3人称視点のシューティングゲームとなっています。

コラボ限定ルールでバトル開幕！

体験会では、『バイオハザード アンブレラコア』のプロデューサーのジェームズ・バンスさん、ミリタリーアイドルの乙夜（いつや）さんが登場。それぞれをリーダーにした、2チームに分かれてゲームを行いました。

上述した通り筆者は、サバゲー経験者。自前の装備を持ち込んで参戦した。 試合は『アンブレラコア』とのコラボ限定の特別ルールで行われました。

ワクチン争奪戦

ひとつは「バイオハザード」シリーズに登場する企業・アンブレラ社のワクチンを奪い合う「ワクチン争奪戦」。フィールドのどこかに隠されているワクチンの入ったアタッシュケースをいち早く発見し、自陣まで持ち帰れば勝利というルールです。 アタッシュケースを持った人は、ヒットされるまでチームメイトに渡したり、地面に置いたりして手放す事が禁止されているので、急ぎつつも、打たれないように慎重にゴールへと向かわなくてはなりません。

バイオハザードの世界観を演出するため、かなり暗く照明が落とされた室内。

障害物も多く、どこから敵があらわれるか全く想像がつかないという極限の緊張感のなか、チームメイトたちと連繋しながら隅々までアタッシュケースを探し、自分の陣地に持ち帰ります。 このゲームでは、幸いなことにチームメイトがうまくワクチンを確保。チームが一体となって、運搬者を守りながら、自分の陣地に持ち帰り勝利しました！

アンブレラコア戦

もうひとつは「アンブレラコア戦」。『アンブレラコア』と同じく、制限時間3分内でどれだけ相手のチームを倒す事ができるかというもの。

この試合では、相手チームには増援が投入され、6対8に。このルールにおいてチームの人数差はとても大きく、惜しくも敗れてしまいました……。

ゲーム中は、フィールド内の照明は常に暗く、一部の電灯だけいきなり、付いたりきえたり。エアガンの音は聞こえるのに、暗闇で敵を発見できなかったりと、通常のサバゲーとは異なるもどかしさと緊張感が体験できました。

そして何度か戦闘を繰り返し、サバゲーマーの意地を見せながら、見事に筆者のいたチームが勝利を掴みとりました！ 本来であれば、ここでサバゲー体験会は終了だったが、急遽、サバゲー参加者とバンス・ジェームスさんチーム対乙夜さんと九龍 戦闘市街区スタッフのタッグという7対2の変則的な殲滅戦が行われることに。 開始前に乙夜さんが相手チームを「かかってこい」と言わんばかりに挑戦者たちを煽っていたものの、始まってみると数の暴力の前には抗えず、あっさり敗退してしまいました。

驚いたことにバンスさんが自ら、こっそり接近。乙夜さんたちが気づいた頃には2人とも撃たれていたといいます。

さまざまなルールのサバゲー体験が緊張感を生む

今回の「SURVIVE of BIOHAZARD」では、コラボ期間が前半と後半に分かれており、4月22日から5月8日（日）までの前半にかけては「バイオハザード」シリーズの世界を楽しむためのユニークなゲーム。

後半となる5月9日（月）から22日（日）までの期間には、『アンブレラコア』の世界をさらに再現する、戦略性の高い新たなルールのゲームが用意され、大きく遊び方も変化するといいます。サバゲー未経験の方も楽しめる内容になっているのは間違いないので、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

なお、コラボ期間中「九龍　戦闘市街区」の利用はチケットが必須となるので、遊びに行く際には注意が必要です。

豪華な賞品をゲットしました

じつは、取材を行ったこの日メディア対抗の『アンブレラコア』のゲーム大会も行われた。発売前のゲームということもあり操作に若干戸惑いつつも、「バイオ」ファンの意地を見せ、決勝まで進出。しかし決勝で当たった『ファミ通』チームの猛攻の前に敗退し、2位となってしまった、惜しかった……。

しかし！　サバゲーで勝利したチームには賞品として、豪華すぎるリムジンツアーと「パセラリゾーツ新宿本店」での「バイオ」コラボメニューの先行試食が用意されていました……！　おかげさまでパリピ気分で勝利に酔いしれることができました。うぇい^^ 執筆者：はるお