清原釈放のニュースに紛れ込んだ「#ヤクブーツはやめろ」の正体とは?

画像はSHOさん #ヤクブーツはやめろ Twitterより(@SHO_aka_STIME

2月3日、覚せい剤取締法違反の疑いで現行犯逮捕され、その後、使用を認め再逮捕された元プロ野球選手の清原和博さんが、3月17日、保釈金500万円を納付し、釈放された。

同日、清原さんが勾留されていた東京・霞が関の警視庁本部を車で出る際の、ニュース中継のVTRに「ヤクブーツ(薬物)はやめろ!」という声が、リポーターの声よりも大きな音量で流れ、インターネットを中心に話題を呼んだ。 大勢の報道陣が殺到するなか「ヤクブーツはやめろ!」と声高に歌っていた、その声の主は、ヒップホップアーティストのSHOさん。

同氏は自身のTwitterに動画を投稿しており、「清原、ヤクブーツはやめろ! 子供たちに夢を与えてくれ清原! 清原、人生のホームランを打ってくれ!」と、球界の大スターに向け熱いメッセージを送っていた。

元アルペンスキーの日本代表の社会派ラッパー・SHOとは?

SHO - 薬物はやめろ "ヤクブーツはやめろ”(OFFICIAL MUSIC VIDEO) Japanese HIP HOP
SHOさんは2004年までアルペンスキーの日本代表として活躍。ケガによる引退後、音楽活動をはじめ、デビュー以来、独創的な音楽をつくってきたヒップホップアーティストだ。

清原被告釈放の現場で披露した「ヤクブーツはやめろ!」というフレーズは、同氏の楽曲である「薬物はやめろ」の一節。

この楽曲をきっかけにテレビ朝日の討論バラエティ番組「ビートたけしのテレビタックル」にて、社会派ラッパーとしても評価された。

2月10日にリリースしたアルバム『THE BEST』には、MTVやスペースシャワーTVなどで放送され、YouTubeでも注目を集めた楽曲「LIVE 4 DA MOMENT」や「TOKYO TOWER」、エミネムさんの映画『8マイル』のトラックなどを担当したHAVOCさんとの楽曲「HUSTLE HARD」や「DOPE LIFE」を収録している。

「ヤクブーツはやめろ!」SHOさんの路上パフォーマンス

SHOさんはかねてより路上で「薬物はやめろ」を披露するパフォーマンスを行っており、その様子を自身のTwitterやYouTubeチャンネルで公開。 世間に衝撃を与えた清原さんの今回の騒動に関してもさまざまな意見を訴えており、釈放騒動のなかでも動画を撮影、そして拡声器をつかってエールを送っていた。

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