日本国内でも最大級の学園祭であり、毎年、約16万人もの老若男女が訪れている早稲田大学の「早稲田祭」。
KAI-YOU編集部では、11月7日・8日の2日間にわたり開催された、この最強の学園祭の2日目に潜入!
前編では、早稲田を代表するアイドルコピーダンスユニット「わせ女なんて呼ばないで」の無期限活動休止前ラストステージの模様をお届けしましたが、今回は打って変わって血湧き肉踊る男たちの戦いを徹底レポート! ここ10年でトップクラスの集客率を誇っている名物企画「早稲田王決定戦」とはいったい?!
早稲田祭2015 UNIDOL優勝の女子大生アイドル活動休止ライブレポート
2014年までは、大隈講堂前ステージで行われていましたが、今回は場所を戸山キャンパス内のカフェテリアステージに移して開催されました。
この「早稲田王決定戦」は、その名の通り早稲田大学の頂点を決める戦い。毎年、選出された精鋭たちが、その場で与えられた試練にチャレンジし、死闘を繰り広げるといいます。難関を突破し勝ち残った者のみが王の座に君臨できるというなんとも男気溢れる企画です。
早稲田のキングとなるべく多くの応募者から厳選された猛者たちがエントリー。会場はスタート前から詰め掛けた観客で熱気が充満していました。 まずは早稲田王を目指す候補者をご紹介! エントリーNo.1は、法学部4年「早稲田本庄(早稲田大学本庄高等学院)が生んだ暴走ギャグマシーン」黒沢光揮さん。 エントリーNo.2は、人間科学部4年「King of Cheerleader」野村啓介さん。 エントリーNo.4は、商学部3年「臙脂(えんじ)を背負う絶対的エンペラー」西江健司さん。
「早稲田王2014」にも輝いているディフェンディングチャンピオンです! エントリーNo.3の文学部3年「文キャンに降り立つ奇行種」大井樹さんは事情により欠場となり、上述の3名でのバトルとなりました。
種目が始まる直前、このイベントを企画しているサークル「企画集団便利舎」のスタッフ陣が迅速にステージの上にブルーシートをセッティング、その速さたるや一種のパフォーマンスのようでした。
言葉で聞いただけでも過酷そうですが、無情にも運命のゴングは鳴り響きます……。 勝者から順に旗が上がっていきます! 1位はチアリーダー・野村さん、2位はエンペラー・西江さん、3位はギャグマシーン・黒沢さん。 1番の速さを見せつけた野村さん、思わず命ポーズ!(ネタが古いぞ現役大学生!) 2位の西江さんは「全部1位で勝とうと思ってたんで、次からは全部勝ちます!」と勝利宣言。
黒沢さんは「まぁ……物語にはドラマが必要だと思ってるんで……」と余裕の表情を見せます。 ここでの脱落者は無しとなりました。
先ほどの順位に従ってスタートには5秒ずつのハンデが設けられました。 次から次へと迫ってくるゲテモノを果敢に食らい続ける姿には、目を背けたくなります……。 ここでの結果はなんとハンデを背負ってのスタートとなったギャグマシーン・黒沢さんが1位、次いでエンペラー・西江さん、最下位のキング・オブ・チアリーダー・野村さんはここで敗退となりました……。
野村さんは「早稲田が大好きです! 愛してます! ありがとう!」と退きました。見事1位をもぎ取った黒沢さんは「みなさん、まだドラマ残ってますよ!」と客席を煽り、対する西江さんは「早稲田王だけは譲れません!」と挑発します。
候補者はつけられた手錠を腕力でぶっちぎり、1枚2枚3枚と増えていく瓦を頭で割ります。そして頭に墨汁をつけ、大きな「王」の文字を書き、王旗を先に掴んだ者が勝者となるのです!
泣いても笑っても最終決戦! 速いッ! 勝負は1分もたたずに決まりました……。 勝者はなんと前回覇者の西江さん! わずかな差で惜しくも負けた黒沢さんは「後悔は、ないが悔しいです!」と語りました。 2連覇をなしとげた西江さんには、早稲田大学の近くにある横浜家系ラーメン・家系油そばの名店「違う家」の年内無料券が贈呈されます。
新早稲田王は「学生、注目ッ!私、誠に僭越ながら自己紹介させていただきます……」と早稲田大おきまりのコールアンドレスポンスをはじめ、現役早大生に向けては「正直、今の早稲田に満足していない! 今の早稲田を面白くできるのは、変えられるのは、より良い方向に導けるのは、早大生お前らしかいないだろ!」と絶叫。観客も「そうだー!」と答えた。 最後には早稲田大学第一応援歌「紺碧の空」の1番を全員で大合唱。早稲田大学とはなんの接点もない筆者ですら、感動してちょっと泣きそうになりました。
カオスすぎた「早稲田王決定戦2015」、スタートから終了までが約30分で終わるなど、本当に一瞬で駆け抜けていました
来年、王座は誰の手に渡るのでしょうか!?
KAI-YOU編集部では、11月7日・8日の2日間にわたり開催された、この最強の学園祭の2日目に潜入!
前編では、早稲田を代表するアイドルコピーダンスユニット「わせ女なんて呼ばないで」の無期限活動休止前ラストステージの模様をお届けしましたが、今回は打って変わって血湧き肉踊る男たちの戦いを徹底レポート! ここ10年でトップクラスの集客率を誇っている名物企画「早稲田王決定戦」とはいったい?!
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King of WASEDAは誰だ! 早稲田王決定戦2015!
早稲田の在校生からも「この企画がいちばん熱い!」と聞かされていた噂の「早稲田王決定戦2015」。2014年までは、大隈講堂前ステージで行われていましたが、今回は場所を戸山キャンパス内のカフェテリアステージに移して開催されました。
この「早稲田王決定戦」は、その名の通り早稲田大学の頂点を決める戦い。毎年、選出された精鋭たちが、その場で与えられた試練にチャレンジし、死闘を繰り広げるといいます。難関を突破し勝ち残った者のみが王の座に君臨できるというなんとも男気溢れる企画です。
早稲田のキングとなるべく多くの応募者から厳選された猛者たちがエントリー。会場はスタート前から詰め掛けた観客で熱気が充満していました。 まずは早稲田王を目指す候補者をご紹介! エントリーNo.1は、法学部4年「早稲田本庄(早稲田大学本庄高等学院)が生んだ暴走ギャグマシーン」黒沢光揮さん。 エントリーNo.2は、人間科学部4年「King of Cheerleader」野村啓介さん。 エントリーNo.4は、商学部3年「臙脂(えんじ)を背負う絶対的エンペラー」西江健司さん。
「早稲田王2014」にも輝いているディフェンディングチャンピオンです! エントリーNo.3の文学部3年「文キャンに降り立つ奇行種」大井樹さんは事情により欠場となり、上述の3名でのバトルとなりました。
種目が始まる直前、このイベントを企画しているサークル「企画集団便利舎」のスタッフ陣が迅速にステージの上にブルーシートをセッティング、その速さたるや一種のパフォーマンスのようでした。
第1コンテンツ! 「王者なら耐え忍べ!」
最初の種目は、「王者なら耐え忍べ!」 ということで、候補者には、まず毬栗(いがぐり)を拾いあげ(何故なんだ!)、飼育動物用のエサとして知られる・ミルワーム入りの土、お酢、何かの血の中から口だけでカプセルを取り出していくという試練を用意。言葉で聞いただけでも過酷そうですが、無情にも運命のゴングは鳴り響きます……。 勝者から順に旗が上がっていきます! 1位はチアリーダー・野村さん、2位はエンペラー・西江さん、3位はギャグマシーン・黒沢さん。 1番の速さを見せつけた野村さん、思わず命ポーズ!(ネタが古いぞ現役大学生!) 2位の西江さんは「全部1位で勝とうと思ってたんで、次からは全部勝ちます!」と勝利宣言。
黒沢さんは「まぁ……物語にはドラマが必要だと思ってるんで……」と余裕の表情を見せます。 ここでの脱落者は無しとなりました。
第2コンテンツ! 「王ならば愛せ!」
第2種目は「王ならば愛せ!」ということで、早稲田王の主食(という設定の)ミルワーム、水中の覇者・タガメ、砂漠の王・サソリ、森の王・カブトムシ、デザートにはミミズのゼリーというゲテモノのフルコースを完食する早さを競います。先ほどの順位に従ってスタートには5秒ずつのハンデが設けられました。 次から次へと迫ってくるゲテモノを果敢に食らい続ける姿には、目を背けたくなります……。 ここでの結果はなんとハンデを背負ってのスタートとなったギャグマシーン・黒沢さんが1位、次いでエンペラー・西江さん、最下位のキング・オブ・チアリーダー・野村さんはここで敗退となりました……。
野村さんは「早稲田が大好きです! 愛してます! ありがとう!」と退きました。見事1位をもぎ取った黒沢さんは「みなさん、まだドラマ残ってますよ!」と客席を煽り、対する西江さんは「早稲田王だけは譲れません!」と挑発します。
ラストコンテンツ! 「王たるものは強くあれ!」
いよいよ最終決戦! 最後の種目は「王たるものは強くあれ!」候補者はつけられた手錠を腕力でぶっちぎり、1枚2枚3枚と増えていく瓦を頭で割ります。そして頭に墨汁をつけ、大きな「王」の文字を書き、王旗を先に掴んだ者が勝者となるのです!
泣いても笑っても最終決戦! 速いッ! 勝負は1分もたたずに決まりました……。 勝者はなんと前回覇者の西江さん! わずかな差で惜しくも負けた黒沢さんは「後悔は、ないが悔しいです!」と語りました。 2連覇をなしとげた西江さんには、早稲田大学の近くにある横浜家系ラーメン・家系油そばの名店「違う家」の年内無料券が贈呈されます。
新早稲田王は「学生、注目ッ!私、誠に僭越ながら自己紹介させていただきます……」と早稲田大おきまりのコールアンドレスポンスをはじめ、現役早大生に向けては「正直、今の早稲田に満足していない! 今の早稲田を面白くできるのは、変えられるのは、より良い方向に導けるのは、早大生お前らしかいないだろ!」と絶叫。観客も「そうだー!」と答えた。 最後には早稲田大学第一応援歌「紺碧の空」の1番を全員で大合唱。早稲田大学とはなんの接点もない筆者ですら、感動してちょっと泣きそうになりました。
カオスすぎた「早稲田王決定戦2015」、スタートから終了までが約30分で終わるなど、本当に一瞬で駆け抜けていました
来年、王座は誰の手に渡るのでしょうか!?
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イベント情報
早稲田祭2015(※現在は終了)
- 日程
- 2015年11月7日、8日
- 場所
- 早稲田大学 早稲田キャンパス・戸山キャンパス
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