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80年代風に現代を歌う「サテライトヤング」5thシングルで米国デビュー

『Dividual Heart』

歌謡エレクトロユニット・Satellite Youngの5thシングル『Dividual Heart』が、10月15日にアメリカ・ニューロンドンのレーベルであるFuture City Recordsよりリリースされた。

ジャケットアートワークは、Tumblr「寝る子がよく育った。」の投稿などから人気を博し、ファッションやMVへのイラスト提供で幅広く活躍するうえむらさんが担当。

現在、iTunes、Bandcampなど各音楽サービスからも配信中。また、YouTubeでは、オリジナル版とリミックス版をまとめたティザームービーも公開されている。

現代社会をうたう歌謡エレクトロユニット・サテライトヤングとは?

Satellite Young (サテライトヤング) - フェイクメモリー(fake memory) [Official teaser.]

サテライトヤングは、フォトグラファー・ラジオDJ・構成作家等マルチな活動を行う草野絵美さんと、クラブミュージック・メディアアートの分野で活動を行うベルメゾン関根さんの2人により2013年に結成されたユニット。

日本の80年代アイドル歌謡サウンドを、時空間を越えた普遍的な音楽へと進化させることをモットーに活動している。

Twitter創業者の名前をもじったデビューシングル『ジャック同士』では、SNS中毒者の心をメランコリックな歌謡のメロディーにのせて歌い、2ndシングル『フェイクメモリー』では、情報過多の時代に記憶が偽装されていることを、松田聖子さん風の髪型でポップに歌っている。

うえむらさんによるジャケットのアートワーク。昔のファミコンゲームをイメージしてつくられたという。

今回リリースされた『Dividual Heart』は、小説家・平野啓一郎さんの提唱する「分人」=「Dividual」にインスパイアを受けて制作された楽曲。

リアル空間とネット空間との間でいくつもの顔を持ち、不安定な自己像に悩みつつ、そのコンプレックスと闘っている現代の少女たちへのエールソングとなっている。

サウンド面では、80年代のガールズニューウェーブ・ロックを意識した、疾走感あふれる曲調に仕上がっている。80年代後期のドラマやアニメで盛んに描かれた、力強く困難に立ち向かって行く勇ましい少女のイメージを、現代の少女に重ね写すことを試みたという。

また、Future City Recordsに所属するアーティストらのリミックスを3曲収録。現在、BandcampやSoundCloudなどのネット音楽メディアを介して世界的に広まっている、最新のSynthWaveサウンドを聴くことができる。

SynthWaveは、2000年代中盤ごろより、ネットメディアを中心に形成された新たな音楽シーンのこと。『マイアミ・バイス』や『ツイン・ピーク』といった80年代の西海岸系ドラマ、SF映画の音楽、ゲーム音楽に影響を受けたサウンドが特徴。

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