ジャケットアートワークは、Tumblr「寝る子がよく育った。」の投稿などから人気を博し、ファッションやMVへのイラスト提供で幅広く活躍するうえむらさんが担当。
現在、iTunes、Bandcampなど各音楽サービスからも配信中。また、YouTubeでは、オリジナル版とリミックス版をまとめたティザームービーも公開されている。
現代社会をうたう歌謡エレクトロユニット・サテライトヤングとは?
Satellite Young (サテライトヤング) - フェイクメモリー(fake memory) [Official teaser.]
日本の80年代アイドル歌謡サウンドを、時空間を越えた普遍的な音楽へと進化させることをモットーに活動している。
Twitter創業者の名前をもじったデビューシングル『ジャック同士』では、SNS中毒者の心をメランコリックな歌謡のメロディーにのせて歌い、2ndシングル『フェイクメモリー』では、情報過多の時代に記憶が偽装されていることを、松田聖子さん風の髪型でポップに歌っている。
リアル空間とネット空間との間でいくつもの顔を持ち、不安定な自己像に悩みつつ、そのコンプレックスと闘っている現代の少女たちへのエールソングとなっている。
サウンド面では、80年代のガールズニューウェーブ・ロックを意識した、疾走感あふれる曲調に仕上がっている。80年代後期のドラマやアニメで盛んに描かれた、力強く困難に立ち向かって行く勇ましい少女のイメージを、現代の少女に重ね写すことを試みたという。
また、Future City Recordsに所属するアーティストらのリミックスを3曲収録。現在、BandcampやSoundCloudなどのネット音楽メディアを介して世界的に広まっている、最新のSynthWaveサウンドを聴くことができる。
SynthWaveは、2000年代中盤ごろより、ネットメディアを中心に形成された新たな音楽シーンのこと。『マイアミ・バイス』や『ツイン・ピーク』といった80年代の西海岸系ドラマ、SF映画の音楽、ゲーム音楽に影響を受けたサウンドが特徴。
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