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思想界の巨人・吉本隆明の全集刊行 糸井重里、よしもとばなならがコメント

画像は『吉本隆明全集』特設サイトのスクリーンショット

2013年12月6日(金)、詩人・思想家・評論家として、戦後日本社会のあり方に対し、常に前線から言葉を尽くしてきた吉本隆明さんの全集に関する特設サイトが公開された。

1923年生まれの吉本さんは、詩人としてデビューした後、評論家として戦争責任問題、共産主義、全共闘運動、大衆消費社会などを題材に、戦後の日本社会と人間の間に生じる様々な問題について論じてきた。文学と政治、権力の持つ暴力構造などハードなテーマを論じるスタイルから、多くの論争の渦中にいた吉本さん。しかしそんな論考のほかにも、やわらかな筆致のエッセイなどの著作もあり、世代を越えて読まれてきた。

満を持して刊行される全集

そんな吉本さんの著作をまとめ、全38巻+別巻1という仕様で晶文社より刊行されるのが『吉本隆明全集』だ。2014年3月、第6巻より3ヶ月ごとに刊行され、戦前の府立化工時代と米沢工業学校時代の詩や散文作品から、最後の連載となった食についてのエッセイ集『開店休業』のほか、写真アルバムや年譜、書簡集などが網羅的に収録されている。

サイト上には吉本さんに近しい人物として、評論家の鶴見俊輔さん、コピーライター/エッセイストの糸井重里さん、歌人の福島泰樹さん、人類学者の中沢新一さん、作家で吉本さんの次女・よしもとばななさんなどがコメントを寄せており、読みものとしても充実している。

その他にも「実験ページ」と名付けられたページでは、今回の全集刊行にあたり、様々な試みがなされるとのこと。現在は各巻が、どの時代の著作を対象としているのかを示したインフォグラフィックスが公開されている。

この機会に、思想界の重鎮が編んできた言葉と歴史にぜひ改めて触れてみたい。

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