美術品収集家としての村上隆とは? 横浜美術館で「スーパーフラット・コレクション」

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美術品収集家としての村上隆とは? 横浜美術館で「スーパーフラット・コレクション」
美術品収集家としての村上隆とは? 横浜美術館で「スーパーフラット・コレクション」

村上隆のスーパーフラット・コレクション ―蕭白、魯山人からキーファーまで―/画像は横浜美術館特設ページより

現代美術家・村上隆さんが収集してきた美術品や骨董などのコレクションを紹介する初の展覧会「村上隆のスーパーフラット・コレクション ―蕭白、魯山人からキーファーまで―」が、神奈川県・横浜美術館にて、2016年1月30日(土)から4月3日(日)まで開催される。

本展では、村上さんが集めてきたの膨大な現代美術作品を中心に、日本をはじめとしたアジアの骨董やヨーロッパのアンティーク、現代陶芸、家具や民俗資料など、国内外の様々なコレクションが展示される。

前売り券の発売は、2015年12月1日(火)より開始される予定だ。

美術品収集家としての一面

画像は横浜美術館特設ページのスクリーンショット

村上隆さんは、現代美術と日本の伝統絵画のほか、ハイカルチャーとポップカルチャー、東洋と西洋など、あらゆる要素を融合させた独自性の高い作品を手がける現代美術家。

その美術的完成度は世界的にも評価されており、海外の主要な美術館で数多くの個展を開催してきた数少ない日本人アーティストとしても知られている。

アーティストとして活動する一方で、アートカンパニー・カイカイキキの代表をつとめるほか、批評家、キュレーター、ギャラリスト、プロデューサーなど、多岐にわたる美術活動を展開している。

本展では、美術品収集家としての一面に注目し、村上さん独自の眼と美意識で集めてきた作品群を紹介。

展覧会の名前にもなっている、村上さんが提唱する概念「スーパーフラット」が示すように、時代やジャンル、既存のヒエラルキーから解放された個々の作品の並列性、枠組みを超えた活動そのものが表現されているという。

執筆者:きくちみずほ
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イベント情報

村上隆のスーパーフラット・コレクション ―蕭白、魯山人からキーファーまで―

会期
2016年1月30日(土)~2016年4月3日(日)
休館日
木曜日 ※2016年2月11日(木・祝)は開館
開館時間
10時~18時(入館は17時30分まで)  

主催 : 横浜美術館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、日本経済新聞社
協力 : みなとみらい線、横浜ケーブルビジョン、FMヨコハマ、首都高速道路株式会社

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