ニコニコ超会議に現れる、いろんなキャラクターたち!
超コスプレ広場では、人気タレントのざわちんさんが登場。「ファイナルファンタジー」シリーズのリュックに似せた完璧なものまねメイクとコスプレを披露し、会場にあつまったレイヤーたちを沸かせた。 ステージ上や、イベント企画に限らず、会場に一歩踏み込みこむと、向かう先々で個性豊かな人々に出会う。出展者や登場ゲストももちろんだが、何より「ニコニコ超会議」がユーザーにとって、自己表現することや、ネットカルチャーを体現することのできる場となっているからだろう。エンタメカオスの縮図や! 超ニコニコ結婚式!
恒例となっているユーザーによる挙式「超ニコニコ結婚式」が、今回はプロレスリング内で開催されていた。小林幸子さんやボブ・サップさんが一般ユーザーを囲んでエンターテインメントとしての結婚式を完成させとき、超会議の縮図を見ているような感覚を覚えた。会場にいるだけでいろんなブースや人々を眺めているだけで、ニコニコが誇るネットカルチャーに圧倒され続けた。また、突発的なイベントやサプライズゲストも多く、そのすべてを拾い上げることは不可能だった。
無事閉幕! 天井からはリボンとコメントが降り注いだ…
今回は、インターネット配信を映し出す「ニコニコテレビちゃん」の横に、生放送に寄せられたユーザーコメントをそのままプリントアウトして配布する「コメン塔」も設置され、記念にもらっていこうとする来場者で賑わっていた。 そして、2日目の閉幕を迎える瞬間には、各所の大型ビジョンに来場者が押し寄せた。「ニコニコ超会議2015」を振り返る映像が流れるとともに、次回の「ニコニコ超会議2016」の開催が宣言され、会場は大きな歓声に包まれた。 周辺には、リボンとともにそのコメントが天井から降り注ぎ、これほどカオスなイベントが無事終了した奇跡を祝福しているかのようだった。ニコニコ超会議2016の開催宣言と共に閉幕!無事に家に帰れました...
今回の「ニコニコ超会議2015」で起こったあまりの多くのイベントに、筆者にとっては自らの処理能力を超えた体験だった。これからも、新旧を問わず拡張しつづけるネットカルチャー、ニコニコ文化の広がりは続くだろう。その拡大とともに、「ニコニコ超会議」が持つ意味合いもどんどんと増してゆくのではないだろうか。
単純な若者文化、ニッチなオタクカルチャーと捉えてしまう人もいるかもしれないが、会場来場者数、ネット来場者数が示すように、多くの人にとって「ニコニコ超会議」が何か大切な意味や、価値を持っていることは確かだろう。
年齢や性差、国境を超えて、これからも「ニコニコ超会議」が人々にとって、インターネットとリアルを交えて楽しめる超POPな場となってゆくことを期待する。
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連載
「歌ってみた」「踊ってみた」「つくってみた」「描いてみた」「ゲーム実況」など、ニコニコ動画やニコニコ生放送から生まれたユーザー文化などを、幕張メッセという大きな会場に再現させる人気イベント。 ほかにも、さまざまな有名企業や政治団体、自衛隊などがブースを出展したり、相撲や囲碁・将棋などの日本文化をフックアップするイベントとしても知られている。
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