アシッドパンダカフェ閉店へ 高野政所はけじめとして活動自粛

アシッドパンダカフェ閉店へ 高野政所はけじめとして活動自粛
アシッドパンダカフェ閉店へ 高野政所はけじめとして活動自粛

高野政所さんTwitterアカウントより

店長を務めていた高野政所さんが大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことにより、3月10日から無期限休業となっていたACID PANDA CAFEが、正式に閉店となることを公式ブログで明かした。

同時に、高野政所さんの声明も発表。それによると4月7日に裁判は終了し、執行猶予という形で釈放されたとのこと。

大麻の使用については、自分のキャリアと評価が釣り合っていないことに焦りを覚え始めていた矢先に魔が差してしまったことなどを語っている。

逮捕から広がる影響

ACID PANDA CAFEは、「日本の平均的かつ最先端のクラブ」として、2015年で10年目を迎えた渋谷の名所的クラブ。

国内外の音楽イベントに加え、特撮・アニメ系のイベントや食事の振舞われるイベントなど、通常のクラブイベントの範疇に留まらない様々な催しが行われていたことや、インドネシアのダンスミュージックであるファンコットをいち早く日本に伝え、人気を博していた。

同店の店長である高野政所さんは、DJ JET BARONとしても活動し、2014年にはファンコットの聖地・インドネシアでDJデビュー。同年国内でのメジャーデビューも果たしアルバムをリリースするなど、これからの活躍に期待が集まっていた中、3月6日に大麻所持により逮捕されていた。

これを受け、ACID PANDA CAFEは3月10日深夜より無期限休業としていたが、高野政所さんの出所とともに改めて閉店と発表された。

高野政所さんは事件を起こした背景について、ある頃から、自分のキャリアと周囲からの評価とが釣り合っていないことに焦りを覚え始めたと語っている。

そんな中でデビューを果たすも、CDの売り上げが思うようにいかなかったこともあり、自身のレベルをアップする必要があると考えていた時に起こしてしまったとしている。

改めて、「成功への簡単な道は無い」と認識し、「自分の弱さに向き合って行こうと思います」と表明。騒動の反省を込め、閉店とともに1年間、CDのリリースやDJとしての活動を自粛し、事件を起こしたけじめとするという。

長くシーンを支えてきたクラブであるだけに閉店を惜しむ声も多く、ネット上では悲しむ声が相次いでいる。
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