でも、そんなの関係ねえ!
こうして、彼らのジレンマや葛藤が垣間見えてしまう一方で、本作最大の魅力は、そんな彼らの葛藤よりも、彼らの情熱の方が上回っていることだろう。劇中の候補者は皆、迷うよりも行動。とにかく政治活動に全力を注いでいるのだ。よく「なぜ立候補し続けるのか」と言われる彼らだが、その理由は「情熱」という言葉にあるのかもしれない。
映画の大半は、マック赤坂さんの活動を映したものだが、そこから見えてくるのは、とにかく「情熱」の一言。それは、もはや笑っていいのか、笑ってはダメなのか、と混乱してしまう程のレベルだ。本作の感想として「後味が悪い」と言われるゆえんは、恐らくここにあるだろう。
つまり時間芸術!?
「葛藤」と「情熱」。そして次に特徴的なのが、候補者たちが持つ折れない熱意。そのリアルな熱波は、スクリーンから噴き出してくる。しかし「泡沫候補」たるもの、そう簡単に政治を変える事がで...
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