狂気山脈~邪神の山嶺~
きょうきさんみゃくじゃしんのさんれい
「狂気山脈~邪神の山嶺~」とは、TRPGシナリオライター・まだら牛の制作したクトゥルフ神話TRPG用のシナリオ。原作は「クトゥルフ神話TRPG」の元ネタにもなっている作家・H.P.ラヴクラフトの「狂気の山脈にて」。
概要
ニュージーランド航空の南極飛行観光旅客ジェット機が、謎の失踪を遂げた。
『狂気の峰へ』 クトゥルフ神話TRPGシナリオブック概要より
南極調査隊の必死の捜索の末、旅客機の無線信号が途絶えた座標の先には、
未知の巨大な山脈が立ちはだかっていた。
前人未踏のその山脈は、最高高度が海抜一万メートルを越える、
エベレストを超える新たなる世界最高峰であることが明らかになった。
誰が呼んだか、“狂気山脈”
そのあまりに暴力的な山嶺に、今、無謀にも挑もうとするものがいる。
はたして、神々の頂の上で、登山家たちが出会うものとは――
「狂気山脈~邪神の山嶺~」とは、TRPGシナリオライター・まだら牛の制作したクトゥルフ神話TRPG用のシナリオ。シナリオブック『登山家たちのクトゥルフ神話TRPG読本』『狂気の峰へ』に収録されている。
原作は「クトゥルフ神話TRPG」の元ネタにもなっている作家・H.P.ラヴクラフトの「狂気の山脈にて」。
頒布開始当初は3人用のシナリオ、ハンドアウト制の形式をとっていたが、2020年、実況者グループ「ナポリの男たち」が挑戦した際に4人でも遊べるように調整された。現在は3~4人のプレイヤー+ゲームマスター(クトゥルフ神話TRPGではKPと呼ばれる)で遊べるようになっている。
初出は2017年、まだら牛さん投稿の動画「登山家たちのクトゥルフ神話TRPG」。ニコニコ動画に投稿されている動画は2023年現在40万回を越える再生回数を誇っている。
登山家たちのクトゥルフ神話TRPG
TRPGシナリオ「狂気山脈」はシリーズ化されており、続編として「カエラズノケン」が存在。
更に、舞台を同じくしたシリーズとしてマーダーミステリー「狂気山脈」シリーズも公開されている。
マーダーミステリー狂気山脈 #カイユウマダミス
アニメ映画化へ
2021年より、「狂気山脈」を再構成したアニメ映画の制作を目指すプロジェクトが始動している。
第一弾となるクラウドファンディングは2021年に行われ、開始20分で目標額を達成した。最終的に支援金額は1億1930万円超、支援者数は1万1862人を記録し、大きな記録を打ち立てた。
2023年、クラウドファンディングで集まった支援を基に制作されたパイロット・フィルムが公開。YouTube上では海外からのコメントも多く寄せられるなど、大きな反響を呼んだ。
『狂気山脈 ネイキッド・ピーク』 パイロット・フィルム
パイロット・フィルムの公開と同時に第二弾となるクラウドファンディングの開催も告知。目標としていた8000万円を大きく超え、2億176万9387円が集まった。これはCAMPFIREのアニメ・漫画カテゴリーで歴代一位の記録となる(2023年5月現在)。
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