城平京とは
城平京とは、奈良県出身の漫画原作作家・小説家。
1997年 第8回鮎川哲也賞の最終候補に城平著『名探偵に薔薇を』が残ったことでデビュー。この時の受賞作は谺健二『未明の悪夢』。
『スパイラル〜推理の絆〜』で原作を手がける。同作は1999年から2005年まで連載され、小説版の発売やアニメ化した。
他にも『絶園のテンペスト』が2012年にアニメ化され、『虚構推理』も2020年1月に放送開始することが決定している。
2012年『虚構推理 鋼人七瀬』が第12回本格ミステリ大賞 小説部門を受賞した。この回では同時に皆川博子の『開かせていただき光栄です』も受賞されている。同年本格ミステリ・ベスト10 2012年で第4位にランクイン。
2015年『虚構推理』コミック化。コミカライズ担当は片瀬茶柴。
作品一覧
1998年7月 『名探偵に薔薇を』(創元推理文庫)
2001年3月 『小説 スパイラル〜推理の絆〜 ソードマスターの犯罪』(エニックス※現スクウェア・エニックス)
2002年3月 『小説 スパイラル〜推理の絆〜2 鋼鉄番長の密室』(エニックス)
2003年3月 『小説 スパイラル〜推理の絆〜3 エリアス・ザウエルの人喰いピアノ』(エニックス)
2004年3月 『小説 スパイラル〜推理の絆〜4 幸福の終わり、終わりの幸福』(エニックス)
2001年5月 『虚構推理 鋼人七瀬』(講談社ノベルス)→2015年12月『虚構推理』と改題し講談社文庫より発売。2019年1月には講談社タイガにて発売
2016年1月『雨の日も神様と相撲を』(講談社タイガ)
2018年12月 『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』(講談社タイガ)
2019年6月 『虚構推理 スリーピング・マーダー』(講談社タイガ)
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