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パルワールド

ぱるわーるど

Palworld / パルワールド』は、日本のゲーム開発会社・ポケットペアが開発、販売するオープンワールド・サバイバルクラフトゲーム。

2024年1月19日にSteamおよびXbox向けのアーリーアクセス版が配信開始。2026年7月10日にアーリーアクセスを終了し、正式版となるバージョン1.0がリリースされた。2026年7月時点の総プレイヤー数は4000万人を超えている。

概要

基本情報

  • 作品名:『Palworld / パルワールド』
  • 開発・販売:ポケットペア
  • ジャンル:モンスター育成オープンワールド・サバイバルクラフト
  • アーリーアクセス開始日:2024年1月19日
  • 正式版リリース日:2026年7月10日
  • 対応機種:Steam、Xbox Series X|S、Xbox One、PlayStation 5、macOS
  • プレイ人数:1人~最大32人
  • ゲームエンジン:Unreal Engine 5
  • 主な要素:探索、パルの捕獲・育成、戦闘、建築、農業、工業生産、マルチプレイ

不思議な生物「パル」

パルは、『パルワールド』の世界に生息する不思議な生物の総称。

動物や幻獣、植物、機械などを思わせる多様な姿を持ち、炎、水、草、雷、氷、地、闇、無属性など、それぞれ異なる属性や能力を備えている。正式版では200種類以上のパルが登場し、フィールド上の通常個体だけでなく、巨大なボスパルも捕獲できる。

プレイヤーはパルと戦い、捕獲用アイテムを使って仲間に加える。捕獲したパルは成長や交配によって能力を伸ばせるほか、種類ごとに異なる「パートナースキル」を使用できる。

背中に乗って地上を移動できるパル、空を飛べるパル、武器として使用できるパル、プレイヤーと一緒に射撃するパルなどが存在する。単なる収集対象ではなく、移動、戦闘、探索、拠点運営のあらゆる場面に関わる存在となっている。

ヒットした理由

『パルワールド』が急速に支持を広げた理由として、既存ゲームタイトルや複数の人気ジャンルを分かりやすく組み合わせたゲーム設計が挙げられる。

モンスターの収集や育成、オープンワールドの探索、サバイバルクラフト、拠点の自動化、銃を使ったアクション、協力型マルチプレイなど、異なるゲームの魅力を一つの作品にまとめている。

また、パルを捕まえて労働させるというシステムは、ゲーム内容を短い動画や画像だけでも説明しやすい。かわいらしい生物が銃を撃ったり、工場で働いたりする映像がSNSや動画配信で拡散され、配信者によるマルチプレイとも高い相性を示した。

複雑な物語を理解しなくても、パルの収集、拠点づくり、友人との協力といった異なる遊び方ができる点も、幅広いプレイヤーの流入につながった。

「ポケモンに似ている」という議論

『パルワールド』は発表時から、モンスターを捕獲して育成する仕組みや、一部のパルのデザインが『ポケットモンスター』シリーズを想起させるとして議論を呼んだ。

海外メディアやSNSでは「銃を持ったポケモン」といった表現で紹介されることも多く、ヒット後にはデザインの類似性や、既存作品からの影響を巡る批判が拡大した。

一方、ゲームシステム全体は『ポケットモンスター』だけでなく、『ARK: Survival Evolved』をはじめとするサバイバルクラフトゲームや、オープンワールドゲーム、拠点自動化ゲームなどの要素を強く持つ。

『パルワールド』を巡る議論では、個別の表現が法的な権利侵害に該当するかという問題と、複数の人気作品を連想させるデザインやシステムをどう評価するかという、倫理的・文化的な問題が混在している。

任天堂・株式会社ポケモンによる特許権侵害訴訟

2024年9月18日、任天堂と株式会社ポケモンは、ポケットペアを相手取り、東京地方裁判所に特許権侵害訴訟を提起した。

両社は『パルワールド』が複数の特許権を侵害していると主張し、ゲームの差し止めと損害賠償を求めている。ポケットペアによれば、対象となるのは特許第7545191号、第7493117号、第7528390号の3件。任天堂と株式会社ポケモンが、それぞれ500万円と遅延損害金の支払いを求めている。

この訴訟は、パルの外見がポケモンに似ていることを直接争う著作権訴訟ではなく、ゲームの操作や仕組みに関する特許権侵害訴訟である。

ポケットペアは、対象特許を侵害しておらず、特許自体も無効であると主張している。一方、訴訟によって開発や配信が停止する事態を避けるため、パルスフィアを投げてパルを召喚する仕様や、パルに直接つかまって滑空する仕様を変更した。

2026年6月には、東京地方裁判所の記録を確認した複数の報道により、原告側が請求の対象を過去のバージョンへ限定したと伝えられた。現在配信されているバージョンへの直接的な影響は小さくなったとみられるが、2026年7月時点で訴訟は継続しており、最終的な判断は示されていない。

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