2010年に亡くなったアニメーション監督・今敏さんの創作の軌跡を振り返る回顧展「今敏 回顧展2014」が、東京・杉並アニメーションミュージアムで開かれる。
会期は10月29日(水)から2015年1月25日(日)まで。会場では、今さんが手がけたアニメ作品のパネルやセル画、設定画。さらにはマンガ家時代の原稿や今さんの私物などが展示される。
今回の回顧展では、そんな今さんの原点であるマンガ家時代の作品「セラフィム 2億6661万3336の翼」、「海帰線」、「OPUS」の原稿が展示され、その才能がどのようにアニメの世界に広がっていったのかを、作品にふれながら体験することができる。
またアニメシアターでは、上述した『千年女優』や『パプリカ』などの上映会も実施。上映スケジュールはミュージアム公式Webサイトのシアター情報で後日発表される。
これまでも監督を務めた作品が度々上映され、4回忌を翌日に控えた8月23日には『今 敏 画集 KON'S WORKS 1982-2010』が電子書籍で配信。
未完のまま残った『夢見る機械』は、残ったスタッフによる制作の続行が発表されているが、いまだ公開時期は不明。鮮烈な作品を残したアニメーション監督による遺作の完成を数多くのファンが待ち望んでいる。
会期は10月29日(水)から2015年1月25日(日)まで。会場では、今さんが手がけたアニメ作品のパネルやセル画、設定画。さらにはマンガ家時代の原稿や今さんの私物などが展示される。
創作の軌跡、原点のマンガ原稿も
今敏さんは、『PERFECT BLUE』(1988年)や『千年女優』(2002年)、『東京ゴッドファーザーズ』(2003年)、さらにはオリジナルのTVアニメシリーズ『妄想代理人』(2004年)に、筒井康隆さん原作の『パプリカ』(2006年)など、数々のアニメーション作品を残し、そのどれもが世界的な評価を集めた。今回の回顧展では、そんな今さんの原点であるマンガ家時代の作品「セラフィム 2億6661万3336の翼」、「海帰線」、「OPUS」の原稿が展示され、その才能がどのようにアニメの世界に広がっていったのかを、作品にふれながら体験することができる。
またアニメシアターでは、上述した『千年女優』や『パプリカ』などの上映会も実施。上映スケジュールはミュージアム公式Webサイトのシアター情報で後日発表される。
急逝から4年
2010年8月24日に膵臓がんにより46歳の若さで亡くなった今さん。世界中から高い評価を受けてきた今さんの突然の訃報には、数多くの人が死を悲しんだ。これまでも監督を務めた作品が度々上映され、4回忌を翌日に控えた8月23日には『今 敏 画集 KON'S WORKS 1982-2010』が電子書籍で配信。
未完のまま残った『夢見る機械』は、残ったスタッフによる制作の続行が発表されているが、いまだ公開時期は不明。鮮烈な作品を残したアニメーション監督による遺作の完成を数多くのファンが待ち望んでいる。
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