映画「ハリー・ポッター」シリーズでドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンさんが、アメリカ・ブロードウェイで上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』で再びマルフォイを演じることが明らかになった。
トム・フェルトンさんが出演するのは、2025年11月11日(火)から2026年3月22日(日)までの19週間。
現地時間の6月10日(火)11時から、出演分チケットの先行販売が開始される。
映画版のオリジナルキャスト「トム・フェルトン」が再びマルフォイに
トム・フェルトンさんの出演決定にあたり、作品公式Instagramには、彼がアメリカのニュース番組「TODAY」のインタビューを受ける映像が公開。
成長し、大人になったマルフォイを再び演じられることへの興奮を語っている。
Instagramではほかにも、衣装を身にまとったトム・フェルトンさんの姿も解禁されている。
杖をもったまま腕を組み、不敵な笑みを見せるというマルフォイらしいポーズを見ることができる。
再びドラコ・マルフォイを演じるトム・フェルトンさん/画像はブロードウェイ公演公式Instagramから
原作の19年後を描いた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
『ハリー・ポッターと呪いの子』は、原作の19年後を描いた作品。
成長し、父親になったハリーと、息子であるアルバス・セブルス・ポッター、そして同じく父親となったドラコ・マルフォイ、その息子であるスコーピウス・マルフォイを中心に、新たな魔法の物語が紡がれている。
脚本は原作者のJ.K.ローリングさんが、演出家のジョン・ティファニーさん、脚本家のジャック・ソーンさんとともに制作。イギリスのローレンス・オリヴィエ賞やアメリカのトニー賞など、60以上の演劇賞に輝いている。
本作は、2016年にロンドンのパレス・シアターで上演されて以降、世界中の劇場に展開。日本でも2022年7月からTBS赤坂ACTシアターで上演されている。
HBOでドラマ版も制作中の「ハリー・ポッター」
「ハリー・ポッター」シリーズでは現在、HBOによるドラマ版の制作も進行している。
こちらはキャストが一新されており、2025年夏に撮影開始。原作小説1冊ごとに1シーズンのペースで進む予定となっている。
J.K.ローリングさんはドラマ版にもエグゼクティブ・プロデューサーとして参加。
制作発表時には「Max(HBOの配信サービス)が私の物語の持つ本来の姿を尊重してくれていることは、私にとって非常に重要です。そして、長編テレビシリーズだからこそ可能になる深みと細部の表現によって、新たな映像化に参加できることを楽しみにしています」と本作への期待を語っている。

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