『ポケポケ』トレード機能の改修を発表 「欲しいカード」を公開できるように

『ポケポケ』トレード機能の改修を発表 「欲しいカード」を公開できるように
『ポケポケ』トレード機能の改修を発表 「欲しいカード」を公開できるように

2月28日にリリースされたテーマ拡張パック「超克の光」

デジタルカードゲーム(DCG)『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』が3月14日、2025年夏〜秋にかけて行うトレード機能の改修計画を発表した(外部リンク)。

大枠としては、レアリティが♢3、♢4、⭐︎1のカードのトレードに必要なアイテム「トレードメダル」を廃止。

そして、トレードで「自分の欲しいカード」をゲーム内で公開できる機能が追加されるという。

「特定のプロモカードの再入手も検討」と発表

今回発表された『ポケポケ』の改修計画をまとめると以下のようになる。

・「トレードメダル」を廃止
→「トレードメダル」は現在、所持するカード(一定のレアリティ以上のもの)と交換することで入手できるが、その必要がなくなる。
→「トレードメダル」は廃止時に「ひかりのすな」などに変換可能。

・「トレードメダル」の代わりは既存アイテムの「ひかりのすな」
→レアリティが♢3、♢4、⭐︎1のカードのトレードに必要となる(「トレードメダル」と同じ仕様)。
→ 「ひかりのすな」は拡張パックなどを開封した際に入手したカードが、図鑑に登録済みだった場合自動的に付与される。現在はバトルで勝利した際の報酬等で入手できる。

・トレードで欲しいカードをゲーム内で公開する機能を追加

「ひかりのすな」は、所持するカードにエフェクトを付与するため必要なアイテムでもある。トレードでの用途が追加されて重要度が上がるため、今後は提供量の増加を検討しているという。

また、現在は交換できないレアリティ⭐︎2のカードのトレードや、特定のプロモカードの再入手についても検討を進められている。

1億ダウンロードを突破した『ポケポケ』

『ポケポケ』は、株式会社クリーチャーズ、株式会社DeNA、株式会社ポケモンが共同で開発するデジタルカードゲーム。2月28日時点で1億ダウンロードを突破した。

クリーチャーズが開発するTCG『ポケモンカードゲーム』のルールをもとに、スマートフォンでのプレイ体験にあわせた独自のバトルシステムを設計。世界中のユーザーと対戦することが可能だ。カードのコレクション機能も充実している。

トレード機能は1月29日に実装。しかし実装直後からその仕様についてユーザーから不満の声があがり、改善点を指摘する意見も噴出した。

これを受けて運営は2月1日にトレード機能の改善を検討中と発表(外部リンク)。その後も同様のアナウンスを行っていた。

今回の改修計画で発表された変更点の中には、ユーザーから改善点として多くあげられていた「自分が欲しいカードを公開する、または相手に伝える機能の実装」が含まれている。

また、廃止が決定した「トレードメダル」も入手方法も限られていたため、入手方法を増やすなど、何かしらの改善を求める声があがっていた。

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