株式会社jig.jpが運営するオーディション番組「VTuber登龍門」が12月27日、座談会動画をYouTubeで公開した。
「VTuber登龍門」は、にじさんじ、キズナアイさんや輝夜月さんを生み出した元運営陣たちが審査員をつとめるVTuber公開オーディション番組。
座談会には、オーディションの審査員もつとめる岩永太貴さん、松田純治さん、田中良典さん、松本貴雄さんが参加。特別ゲストとして配信者のやみえんさんも登場し、VTuberカルチャーの黎明期について振り返っている。
岩永太貴、松田純治、松本貴雄らが審査員をつとめる「VTuber登龍門」
「VTuber登龍門」は、株式会社jig.jpが運営する新事務所「登龍門BOX」のオーディションと、VTuber業界の発展を目的としているという番組。
今回の座談会に参加した岩永太貴さんは、いちから株式会社(現:ANYCOLOR株式会社)の元最高執行責任者。
松田純治さんは、世界初のバーチャルYouTuberであるキズナアイさんの共同原案者。田中良典さんは、VTuber史上2人目にYouTubeの登録者100万人突破した輝夜月さんの発案者。
同じく輝夜月さんの制作陣の一人で「VTuber登龍門」発起人の松本貴雄さんも参加。
やみえんさんは今回、配信やVTuberに詳しい特別ゲストとして参加している。
なぜVTuberは「方向性の違い」で引退するのか? やみえんらが議論
座談会の冒頭では、審査員たちが業界へ参入した当時についてがトピックに。
松田純治さんは1番世界で売れているIPはイエス・キリストだとして「新しいイエス・キリストを作りたい」、田中良典さんはキズナアイさんを念頭に「月はカウンターカルチャー」、岩永太貴さんは「ライブ配信アプリをつくろうとしてた」と、それぞれが当時のプロジェクトのコンセプトを改めて振り返った。
また、やみえんさんは気になっている事柄として、VTuberの引退に言及。
引退理由として挙げられることの多い「方向性の違い」について、事務所が求める戦略と個人の志向の不一致がなぜ起こってしまうのか、議論が展開されている。
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