お笑いコンビ・レインボーをはじめ、複数のお笑い芸人のネタを盗作した疑惑で物議を醸しているYouTubeチャンネル「オンナのソノ」が9月20日、謝罪文を公開した。
本騒動に際し、「関係者の方々を含め様々な方にご迷惑をおかけしていることを、まずは深くお詫び申し上げます」と謝罪している。
登録者数18.4万人の漫画動画チャンネル「オンナのソノ」
「オンナのソノ」は、累計再生回数が1億9000万回を突破している漫画動画(漫画やイラストをもとに簡易的なアニメーションをつけた動画)。現在のチャンネル登録者数は18.4万人。
チャンネルの説明には、「共感せずにはいられない、誰かの体験談を漫画化した漫画動画チャンネルです」とある。
事の発端は9月16日、お笑いコンビ・レインボーのジャンボたかおさんによる告発だった。
ジャンボたかおさんがXで「オンナのソノ」が自分たちのコントを「凄いこいつら、俺らのコント何本もパクりにパクってるけど、許されるのか?!」と訴えると、「オンナのソノ」の投稿動画が一部視聴できなくなる事態に。
盗作疑惑が波紋を呼ぶ中、今回の「オンナのソノ」による謝罪文が公開される運びとなった。
参考資料にした「第三者の動画コンテンツ」とタイトルが一致
YouTubeチャンネルのコミュニティ投稿で公開された謝罪文によると、「オンナのソノ」は盗作・剽窃疑惑のある動画を非公開にして調査を実施。
その結果、「オンナのソノ」の一部動画のタイトルが、第三者の動画コンテンツのタイトルと一致していることを確認。さらに制作において、その第三者の動画コンテンツを参考資料としていたことを確認したという。
そして、責任者の不手際により、投稿における確認作業が適切に行われなかったため、今回盗作を指摘される事態が発生したと報告した。
ストーリーやセリフ自体は「一致している事実はございませんでした」
「オンナのソノ」は本件について、「様々な方にご不快な思いをさせる形となったことにつき、深くお詫び申し上げます」と謝罪。今後の対応については、再発防止の徹底と過去に投稿した動画の調査を行うとしている。
また、本件の発端となった責任者は今後、「チャンネルの運営に一切関与させない措置をとっております」とした。
一方、動画のストーリーやセリフ自体については、その第三者の動画コンテンツと「一致している事実はございませんでした」と説明。
「オンナのソノ」名義で出版されている書籍の掲載コンテンツも、「現時点において盗作・剽窃の疑いがあるものは確認されておりません」と報告している。
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