ゲーム開発会社・Dynamis One(ディナミス・ワン)が、新企画『プロジェクトKV(プロジェクトケーブイ)』の最新情報と公式サイトを、9月1日(日)18時に公開する。
Dynamis Oneは、4月に韓国で設立されたばかりの新鋭企業。
韓国のゲームメディア「GAME VU」は、同社についてNEXON Gamesから独立したスマホゲーム『ブルーアーカイブ』の元開発スタッフが設立した企業であると報じている(外部リンク)。
同社は8月18日に『プロジェクトKV』を発表。そこから、ティザービジュアルなど断片的な情報を徐々に公開している。
4月に韓国で設立 新興のゲーム開発会社・Dynamis One
Dynamis Oneは、「オタクの夢を実現する」というスローガンを掲げるゲーム開発企業。社内にゲーム開発スタジオ「スタジオアラヤ」を擁している。
公式サイトではスタジオアラヤについて、Dynamis Oneと対比するように「『実現できるオタクの夢』を追求するゲームスタジオ」だと説明されている。
韓国の企業情報を掲載しているBizNo.netによると、同社の代表をつとめているのはパク・ビョンリム(박병림)さん。
氏は『ブルーアーカイブ』の日本版担当プロデューサーやプロジェクトディレクターをつとめてきた人物として知られている。
“刀”が重要な要素になりそうな『プロジェクトKV』
Dynamis Oneは7月末に、日本語にも対応した公式サイトと公式Xをオープン。
8月18日に『プロジェクトKV』を発表し、2024年内に始動すること、次の情報解禁が9月1日18時になることを告知した。
あわせて公開された『プロジェクトKV』のティザーPVでは、「あなたはそこで、自分の『刀』を見つけるはず」「ノスタルジア学園活劇」といったコンセプトが紹介されている。
なお、同日に公開された第1弾ティザーキービジュアルにも、「あなたはそこで自分の刀を見つけるはず——」という文言が添えられている。
その後も“刀”というワードはたびたび強調されているため、“刀”が『プロジェクトKV』における重要な要素になるのは間違いなさそうだ。
断片的に公開される刀、少女たちのビジュアル
プロジェクトの存在が明らかになった8月18日以降も、公式Xではキービジュアルが公開されている。
8月21日には、日本刀を思わせる刀の柄が強調された第2弾ティザーキービジュアルが解禁。
さらに、公式Xnoフォロワー1万人突破を祝う画像にはデフォルメされたキャラクターが登場したことで反響を呼んだ。
その後、第3弾、第4弾のティザーキービジュアルも公開されている。
特に第4弾の画像では、はじめて主要人物だと思われるキャラクターの顔がはっきりと描かれている。
この少女が『プロジェクトKV』において主人公をつとめるのか、または別の役割となるのか。9月1日18時に明かされる最新情報に注目だ。
【追記】プロジェクトが中止に、関連資料も削除
9月1日、Dynamis Oneのスタッフが関わる同人サークル・黒ネズミたちのパトス的弁証法が「コミックマーケット105」への参加申し込みを行ったことを発表。
この件が『プロジェクトKV』のティザーPVなどで告知されていたことを受け、法人のサークル参加を禁止するコミックマーケットのルールに抵触しているのではないかという指摘が集まった。
Dynamis Oneはこの件について「企業活動とは無関係な同人活動」として線引きしていると説明しつつ、謝罪の声明を発表。
該当のPVなどは修正版への差し替えを行った。
その後、9月9日には「弊社の未熟さにより皆様にこれ以上のご迷惑をおかけしないため、またご不便をおかけしないよう」として『プロジェクトKV』の中止と関連資料の削除を発表。
タイトルの明言を避けつつも、「現在配信中のゲームのファンの方々にもご迷惑をおかけいたしました」と謝罪している。
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