肉の万世 秋葉原本店が3月31日(日)をもって閉店する。2月20日、公式Xや公式サイトで発表された。
本店が営業するビルの3階にある洋食店は3月20日(水)に閉店。4階の洋食店及び万世麺店とコンビニは、3月31日に閉店となる。
また、併せて肉の万世アキバプレイス店の開店を告知。同店は秋葉原駅から徒歩2分のAKIBA PLACEビルで、3月25日(月)から営業を開始する。
33年にわたり営業してきた肉の万世 秋葉原本店
肉の万世は肉料理レストランなどを展開。東京を中心に埼玉、千葉、栃木、福島で店舗を営業している。
閉店が明らかになった秋葉原本店は33年にわたり営業。最盛期には、ビルの地下1階〜10階まで肉の万世の店舗が営業していた時代もあった。
秋葉原側から万世橋を神田方面に渡った場所にあり、ポップカルチャーの発信地として知られる東京・秋葉原のランドマーク的な存在のひとつだった。
その後、営業の規模は徐々に縮小していき、2021年9月にはビルの売却が判明。その後もビルの一角でレストランの営業は続けられていたが、今回本店の閉店が発表された。
肉の万世の公式サイトと公式Xでは、「33年間どうもありがとうございました。当店をご愛願賜りましたお客様に深く感謝申し上げるとともに引き続き肉の万世をご利用頂けますよう何卒よろしくお願い申し上げます」などのメッセージを公開している。
新店舗・肉の万世アキバプレイス店の場所は、秋葉原のメインストリートでもある中央通り沿い、サイゼリヤなどが入るAKIBA PLACEビルの3階。3月25日から営業を開始する。
なお、秋葉原では近年、同人誌の販売を中心とする「コミックとらのあな」が閉店するなど、街としての景観が変化しつつある。駅前には高さ170メートルの高層ビルなどを建設する再開発計画あり、今後も街並みは大きく変化していくかもしれない。
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