VTuberグループ・にじさんじを運営するANYCOLORのCEOである田角陸さんが、NIJISANJI ENのYouTubeチャンネルの動画に出演。
ライバー・セレン龍月(Selen Tatsuki)さんの契約解除を巡り、2月7日に発表した声明が誤解を招いたと英語で謝罪した。
同社は2月7日、「当社所属ライバー『Selen Tatsuki』の契約解除の決定による当社業績への影響について」と題した資料を公開(外部リンク)
その中で、「当社は所属ライバー『Selen Tatsuki』の契約解除を決定いたしましたが、これが当社業績に与える影響は極めて軽微であります」と記載。これが一部のファンコミュニティから批判を受けていた。
「セレン龍月はNIJISANJI ENの成長に欠かせない存在でした」
田角陸さんが動画で、資料を発表した経緯をセレン龍月さんの契約解除による業績への影響はあるのか、という投資家からの質問に答えるためだったと説明。
そしてこの回答の表現が「配慮に欠けた表現」だったことを認め、セレン龍月さんの功績を過小評価していると感じさせてしまったとして、「セレン龍月はNIJISANJI ENの成長に欠かせない存在でした」「深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
また、「このような事態を招き、ライバーに多大なご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。(ライバーが誹謗中傷が受けていることもあり)一部のライバーは一時的にソーシャルメディアから身を引くことを選択するかもしれないことをご理解ください」としている。
ライバーは「会社として守らなければならない大切な存在」
その後、NIJISANJI ENの今後についても言及。
ライバーたちが健康を維持しながら活動ができるように新しい社内システムを導入すること。
さらに、開催中止などもあり要望が多かった3Dライブに向けて、スタッフの募集・強化を実施。2023年から複数の新しいプロジェクトを立ち上げ、現在も進行中であることを報告した。
最後には、ライバー全員がANYCOLORにとってかけがえのない存在であり、「ビジネスパートナーである以上に、会社として守らなければならない大切な存在です」とコメント。
「もう一度、個人として、そして会社を代表して、皆さんにご心配をおかけしたことをお詫びします」と頭を下げた。
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