ユーザーローカル提供の「生放送リアルタイムランキング」を元に、日本のインターネットの1週間の動きを多角的に紹介する「Weekly HOT Streaming」。
政治ニュース、ゲームの大会、アイドルのライブ、VTuberの配信………様々なジャンルの話題が飛び出すこの連載を読めば、あなたもきっとインターネットの多様性と面白さに改めて気づくはずだ。
なお、ランキングの仕様上、国外の配信の情報が入ったり、カウントされていない配信もあるだろうが、その点は何卒ご容赦を。
本連載2024年の初更新となる今回。2023年12月31日(日)から2024年1月6日(土)までの1週間は、年末年始らしいエンタメイベントから、災害報道まで、印象的なトピックスが多かった。
出典:生放送リアルタイムランキング
故・ジャニー喜多川氏による性加害問題もあり、1998年以降フジテレビ系の年末特番として恒例となっていた「ジャニーズカウントダウンライブ」の放送および、SMILE-UP.タレントの「NHK紅白歌合戦」出演がなかった今回。
しかし、X(旧・Twitter)では「#NHK紅白」に次いで、Snow Manの生配信関連ワードが日本のトレンド2位を獲得。テレビ各局も気合を入れて特番放送をする大晦日に、テレビに負けない盛り上がりをSNSでつくり出し、存在感を放った。1位にランクインしたSnow Manの配信
5位のホロライブの配信(最高同接約26万人)は、女性VTuberグループ・ホロライブのメンバーたちが次々とバーチャルステージでパフォーマンスを披露した。5位にランクインしたホロライブ公式YouTubeチャンネルの配信
星街すいせいさんが「THE FIRST TAKE」に、宝鐘マリンさんが「FNS歌謡祭」へ出演するなど、2023年の音楽シーンにVTuberを代表する功績を残したホロライブらしい華やかな番組となった。
一方、ホロライブと共にVTuberシーンを牽引するにじさんじの特番は、事務所の看板のベテランライバーから新人ライバーまで様々なタレントが入れ替わり立ち替わり登場し、歌あり、ゲームあり、トークありの盛りだくさんの内容。15位にランクインしたにじさんじ公式YouTubeチャンネルの配信
多様性に富んだ層の厚いタレント陣の魅力を存分に発揮して、最大同時接続者数約11万人で15位にランクインした。
また、2023年12月31日〜2024年1月6日には能登半島地震に関係する配信が5つランクイン。
YouTube Liveは近年、エンタメを楽しむ媒体として以外に「ニュースをチェックする情報源」としても機能している。非常事態下における情報把握のために、ニュース番組やSNSだけではなくライブ配信を駆使する人が増えている。
2019年には、YouTubeに民放キー局すべてのニュースチャンネルが揃った。この流れに先行して取り組んでいたテレビ朝日のチャンネル「ANNnewsCH」の登録者数は387万人に及んでおり、同チャンネルに投稿されているコンテンツは9万本に上る。新年放送から緊急報道へ、7位ウェザーニュースの配信
7位のウェザーニュース(最高同接約19万人)では、なごやかな新年らしいニュースを報じていた配信が、地震発生後そのまま緊急報道に切り替わった。お天気キャスターたちが交代しつつ現地の情報を伝え、配信時間は10時間にも及んだ。
8位の日テレNEWS(最高同接約18万人)は、地震発生後に緊急配信をスタート。こちらも9時間近くに及ぶ長時間配信となり、気象庁の会見の中継や、余震・二次災害への注意喚起を行った。
【画像】「Weekly HOT Streaming」1〜30位(12/31〜1/7)
政治ニュース、ゲームの大会、アイドルのライブ、VTuberの配信………様々なジャンルの話題が飛び出すこの連載を読めば、あなたもきっとインターネットの多様性と面白さに改めて気づくはずだ。
なお、ランキングの仕様上、国外の配信の情報が入ったり、カウントされていない配信もあるだろうが、その点は何卒ご容赦を。
本連載2024年の初更新となる今回。2023年12月31日(日)から2024年1月6日(土)までの1週間は、年末年始らしいエンタメイベントから、災害報道まで、印象的なトピックスが多かった。
出典:生放送リアルタイムランキング
【画像】「Weekly HOT Streaming」1〜30位(12/31〜1/6)目次
Snow Man、日本史上最多の同接数133万人を記録
1位は、なんと日本史上最多となる最高同時接続者数133万人を記録(外部リンク)したSnow Manの配信。 その他にも3位のSixTONESS(最高同時接続者数約37万人)など、30位までにSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)のタレントの配信が5つもランクインした。故・ジャニー喜多川氏による性加害問題もあり、1998年以降フジテレビ系の年末特番として恒例となっていた「ジャニーズカウントダウンライブ」の放送および、SMILE-UP.タレントの「NHK紅白歌合戦」出演がなかった今回。
しかし、X(旧・Twitter)では「#NHK紅白」に次いで、Snow Manの生配信関連ワードが日本のトレンド2位を獲得。テレビ各局も気合を入れて特番放送をする大晦日に、テレビに負けない盛り上がりをSNSでつくり出し、存在感を放った。
ホロライブ、にじさんじの大晦日特番も10万超
SMILE-UP.のほかにも、最大同接10万超えの大晦日特番配信がいくつかあったのでご紹介しよう。5位のホロライブの配信(最高同接約26万人)は、女性VTuberグループ・ホロライブのメンバーたちが次々とバーチャルステージでパフォーマンスを披露した。
一方、ホロライブと共にVTuberシーンを牽引するにじさんじの特番は、事務所の看板のベテランライバーから新人ライバーまで様々なタレントが入れ替わり立ち替わり登場し、歌あり、ゲームあり、トークありの盛りだくさんの内容。
能登半島地震に関連する配信も上位に
16位は毎年恒例の総合格闘技大会「RIZIN」の配信。本放送は、ABEMA、U-NEXT、スカパーなど、複数のプラットフォームで配信され、YouTube Liveでは第1試合~第4試合の無料パート部分のみとなった。また、2023年12月31日〜2024年1月6日には能登半島地震に関係する配信が5つランクイン。
YouTube Liveは近年、エンタメを楽しむ媒体として以外に「ニュースをチェックする情報源」としても機能している。非常事態下における情報把握のために、ニュース番組やSNSだけではなくライブ配信を駆使する人が増えている。
2019年には、YouTubeに民放キー局すべてのニュースチャンネルが揃った。この流れに先行して取り組んでいたテレビ朝日のチャンネル「ANNnewsCH」の登録者数は387万人に及んでおり、同チャンネルに投稿されているコンテンツは9万本に上る。
8位の日テレNEWS(最高同接約18万人)は、地震発生後に緊急配信をスタート。こちらも9時間近くに及ぶ長時間配信となり、気象庁の会見の中継や、余震・二次災害への注意喚起を行った。
【画像】「Weekly HOT Streaming」1〜30位(12/31〜1/7)
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ユーザーローカル提供の「生放送リアルタイムランキング」を元に、日本のインターネットの1週間の動きを多角的に紹介する「Weekly HOT Streaming」。 政治ニュース、ゲームの大会、アイドルのライブ、VTuberの配信………様々なジャンルの話題が飛び出すこの連載を読めば、あなたもきっとインターネットの多様性と面白さに改めて気づくはずだ。 なお、ランキングの仕様上、国外の配信の情報が入ったり、カウントされていない配信もあるだろうが、その点は何卒ご容赦を。
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