『ユリイカ』が幻想の漫画家panpanyaを特集 商業デビュー10年の軌跡を辿る

『ユリイカ』が幻想の漫画家panpanyaを特集 商業デビュー10年の軌跡を辿る
『ユリイカ』が幻想の漫画家panpanyaを特集 商業デビュー10年の軌跡を辿る

『ユリイカ』2024年1月号/画像はAmazonから

漫画家・panpanyaさんを特集した雑誌『ユリイカ』(2024年1月号)が、12月26日(火)に発売される。価格は1760円(税込)。

商業誌デビューから10年と、単行本10冊目の刊行を記念した特集号となる。

10冊目の単行本『商店街のあゆみ』を刊行したpanpanya

panpanyaさんは、2013年に白泉社の漫画誌『楽園 Le Paradis』のWeb増刊で商業デビュー。以降、同人活動と並行して『楽園 Le Paradis』本誌やWeb増刊などで作品を発表している。

もともと同人誌として発表していた『足摺り水族館』『ASOVACE』の収録作品を再構成した単行本『足摺り水族館』が話題に。『このマンガがすごい! 2014』(宝島社)オトコ編で14位にランクインした。

この『足摺り水族館』以降、発表してきた短編を作品集として定期的に刊行。2023年11月30日に、自身10冊目となる単行本『商店街のあゆみ』を刊行している。

青柳菜摘との往復書簡などが掲載

panpanyaさんが表紙・扉のイラストを手がけた『ユリイカ』2024年1月号。

panpanyaさんへのインタビューをはじめ、アーティスト・青柳菜摘さんとの往復書簡、panpanyaさんが商業デビュー以来作品を発表し続けている『楽園Le Paradis』についての寄稿、歴代単行本の解題などが掲載。

夢と現実の境目をふわふわと行き交うような、掴みどころのない特異な作家性を、漫画関係者や研究家たちの寄稿によって紐解いている。
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