「GBB2023」日本開催 リベンジの舞台は東京へ
その後、大会を運営するSwissbeatboxの組織再編などを受け2022年の「GBB」が中止に。日本勢によるリベンジのチャンスへは1年の猶予が生まれることとなった。加えて、コロナ禍による影響もあり、それまでビートボクサーたちの活動の中核だった大会の絶対数が減少。生まれた猶予の中、ビートボクサーたちは楽曲制作やライブ出演を積極的に行い、表現の幅を広げていった。
日本コミュニティの盛り上がりを受けてか、2022年10月には「GBB2023」が東京で開催されることが発表。世界の頂点を獲るために、これ以上無い舞台が整った。
「GBB2023」会場を染め上げたSARUKANIの世界観
その中では、「絶対優勝」したいという決意と共に、「会場をどれだけ巻き込めるか」という戦略が語られていた。
そして辿り着いた「GBB2023」の決勝の舞台では、先攻のM.O.M.とSARUKANIが3分ずつ交互に2回パフォーマンス。
M.O.M.が日本開催ということを活かして花火のような音を組み込んだり、「俺たちは世界王者だ、今日はお前たちのハートも勝ち取ってみせる」と、前年王者であることを活かしたパフォーマンスで攻める中、SARUKANIも果敢に応戦。 宣言通り会場を巻き込むべく、SARUKANIがこれまでの「GBB」で会場を沸かせてきたルーティーンを随所に組み込んだパフォーマンスを展開。
観客やM.O.M.に向けて縦横無尽に音を叩きつけ、会場をSARUKANIの世界で染め上げた。
「GBB2023」の模様は、他の部門も含めてABEMAで配信中。SARUKANIのパフォーマンスも見逃し配信で見られるため、ぜひチェックしてほしい(外部リンク)。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント