ビートボックスクルー・SARUKANIが、アメリカのオーディション番組『America's Got Talent』のスペイン版『Got Talent España』に出演。
ヒューマンビートボックスのパフォーマンスを披露して、セミファイナル進出の権利を勝ち取った。
YouTubeで公開されている出演時の動画では、観客を巻き込むパフォーマンスで会場を盛り上げた4人の様子が確認できる。
セミファイナル進出の決め手になった審査員からの質問
『Got Talent España』の公式サイトでは、SARUKANIのパフォーマンスを4人の審査委員がどのように評価したのか記載されている。
これによると、パフォーマンスを終えた直後の拍手に包まれる会場の中で、審査員からの「信じられない」「最高だ」という声が上がったのが最初の反応だったという。
審査員のコメディアン、フロレンティーノ・フェルナンデスさんは「あなたたちと一緒にはしゃいでしまった」とコメント。女優のパウラ・エチェバリアさんは「君たちは最高。まるで85個のベースがあるように見えた。あなたたち4人だけでやっているのが信じられない」と付け加えた。
さらに、ファッションデザイナーのタマラ・ファルコさんは「とても気に入った」とコメント。アナウンサーでテレビ司会者のリスト・メヒデさんは、「個々のビートボックスナンバーはこれまでにもあったが、4人のメンバーが同じグループでパフォーマンスするのを見たのは初めてだ」と話した。
審査員たちによる審議中も、ユーモアを交えて自分たちの技術をアピールしたSARUKANI。セミファイナル進出の最後の決め手になったのは、リスト・メジデさんからの「もし君たちががセミファイナルに進出したら、スペイン語のメロディーだけのナンバーを披露することができるか?」という質問だった。
これにメンバーのKAJIさんが「もちろん」と即答したのを聞いて、審査員全員が合格を決定。
前述した動画では、歓声と拍手が包む会場の中で、両手を掲げて合格を喜ぶ4人の姿が映し出されている。
世界一のビートボックスクルー「SARUKANI」
SARUKANIは、ビートボクサーのSO-SOさん、RUSYさん、KAJIさん、Koheyさんで構成されたビートボックスクルー。
ビートボックスの世界大会「Grand Beatbox Battle 2023」では、クルー部門で世界1位に輝いた実績を誇る。
それぞれの得意とする音を使用し、ダンスミュージックを主軸に楽曲を制作/リリース。
ゴスペラーズやTAKU INOUEさんへの楽曲提供、フェス「SONICMANIA 2024」「SUMMER SONIC BANGKOK 2024」への出演なども経験。
2024年にはイギリスのオーディション番組『Britain's Got Talent』に出演して、審査委員全員からの合格を獲得した。
また、12月には大阪と東京でのライブ開催を予定している。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント