Kizuna AI社が新IP「ENGI-MONOGATARI」発表　YouTubeやWebToonを展開

バーチャルYouTuber・キズナアイを運営するKizuna AI株式会社が、新たなプロジェクト「ENGI-MONOGATARI」を発表した。

このプロジェクトはKizuna AI株式会社と株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパンがタッグを組む新規IP創出プロジェクト。YouTubeとWebtoonを中心にメディアミックス展開する。

プロジェクトは4月28日(金)より始動。これに先駆けて、今日から公式ホームページ、公式YouTubeチャンネル、公式Twitterが開設された。

プロジェクトの詳細は順次公開予定となっており、続報を待ちたい。

さくしゃ2、穂竹藤丸がキャラクター原案を担当する新プロジェクト

キャラクター原案を務めるのは、さくしゃ2さんと穂竹藤丸さんの新進気鋭の2名のイラストレーター。 タイトルロゴのデザインは作字クリエイター・ゆうたONEさん、各キャラクターのマークデザインはミナトデザインさんが担当がそれぞれ担当する。

公開された動画では、狐の面をかぶった和のテイストを取り入れたキャラクターデザインが確認できる。

また、3月25日（土）、26日（日）に東京ビッグサイトで開催されるAnime Japan 2023のアニマックス／キッズステーションブースでは、初出のプロモーション映像の公開とノベルティ配布がされるという。

活動休止中のVTuberカルチャーのパイオニア・キズナアイ

VTuberカルチャーのパイオニア的な存在として知られるキズナアイさんは、2016年末に「世界初のバーチャルYouTuber」として活動を開始。

バラエティ動画や様々なクリエイターとコラボレーションを行って制作されたMVを投稿するなど、VTuber文化の基礎をつくり上げた。

現在は2022年2月28日のラストライブ「Kizuna AI The Last Live “hello, world 2022”」をもってスリープ中（無期限活動休止）。 今回の「ENGI-MONOGATARI」以外にも、歌唱特化型AI（CeVIO AI）「#kzn」がリリースされているほか、4月3日（月）よりテレビ東京ほかでキズナアイさんのアニメ化プロジェクト『絆のアリル』が放送予定。

また、作中のキャラクターがYouTubeを中心に毎週ミニライブ、生配信、ダンスレッスンなど様々なことに挑戦するXRプロジェクト「Alleles」が2月から始動している。

(C)ENGI-MONOGATARI