漫画の帯や装丁のデザイン展 祖父江慎の乱丁本や『コロコロ』制作工程も

漫画の帯や装丁のデザイン展 祖父江慎の乱丁本や『コロコロ』制作工程も
漫画の帯や装丁のデザイン展 祖父江慎の乱丁本や『コロコロ』制作工程も

「漫画とデザイン展」

POPなポイントを3行で

  • 丸の内で「漫画とデザイン展」開催
  • 漫画の装丁やタイトルロゴなどデザイン面に着目
  • 『クレしん』『進撃の巨人』『GANTZ』など
漫画とデザイン展」が2月28日(月)から3月31日(木)まで東京・丸の内にあるギャラリー・GOOD DESIGN Marunouchiで開催される。

ストーリーやキャラクターと並ぶ漫画の重要な構成要素である「デザイン」にフォーカスし、『クレヨンしんちゃん』『進撃の巨人』『GANTZ』といった人気作をデザイン面から解説。

デザイン工程に携わるデザイナーの仕事を紹介するほか、漫画印刷を疑似体験、他分野で活躍するクリエイターが選ぶ漫画デザインの紹介なども行われる。

表紙、帯、装丁…漫画における「デザイン」に着目

「漫画とデザイン展」イメージ

昨今では様々なタイトルが電子書籍として読めるようになっており、その手軽さから多くの読者に利用されている。

そうした状況の中「漫画とデザイン展」では、漫画のタイトルロゴや表紙、帯、コミックスの装丁など、読者に直接的にリーチする紙媒体のデザインの価値を再考する。

「漫画とデザイン展」イメージ

会場内では『クレヨンしんちゃん』『進撃の巨人』『GANTZ』などの人気作はもちろん、ディープな作品のデザインコンセプトや、戦前にまでさかのぼった漫画デザインの歴史を紹介。

漫画デザインのパイオニア的存在である祖父江慎さんを紹介するコーナーでは、刊行当初大きな話題を呼んだ乱丁本デザインなどもピックアップされている。

さらに、いつの時代も小学生男子を釘付けにする『月刊コロコロコミック』のデザイン制作工程なども紹介。デザイナーに聞く制作の裏話など、漫画に欠かせない「デザイン」のこだわりを存分に味わえる展覧会だ。

作品の裏側に迫る

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イベント情報

「漫画とデザイン展」

会期
2022年2月28日(月)〜3月31日(木)
会場
グッドデザイン丸の内(GOOD DESIGN Marunouchi)
開場時間
11時〜20時
※最終日のみ18時閉館
入場料
無料
主催
漫画とデザイン展企画チーム/公益財団法人日本デザイン振興会
企画制作
関口いちろ/水田聖平/仁科里英/林隆三/石山彩奈/楠俊之
監修協力
イトウユウ(京都精華大学国際マンガ研究センター・特任准教授)
取材協力(50音順、敬称略)
佐々木多利爾/杉本和希(小学館コロコロコミック編集部)/関善之(ボラーレ)/セキネシンイチ(セキネシンイチ制作室)/祖父江慎(コズフィッシュ)/名和田耕平(名和田耕平デザイン事務所)/星野ゆきお(ボラーレ)
施工協力
喜田亮介(KITA And Architects)

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