舞台『狂気山脈単独登頂』配信へ 収益は狂気山脈アニメ映画化の資金に

『狂気山脈単独登頂』/画像はTwitterより

POPなポイントを3行で

  • TRPG『狂気山脈』舞台化、公開日が決定
  • 同シナリオアニメ映画化に向けて前進
  • クラウドファンディングも近日スタート
TRPGシナリオ『狂気山脈 ~邪神の山嶺~』(狂気山脈)を原作とする舞台『狂気山脈単独登頂』が、10月30日(土)19時よりディズムさんのチャンネルにて配信される。

現在、ゲーム実況者、バーチャルYouTuber(VTuber)、声優など、様々な分野のクリエイターが参戦し盛り上がりを見せているTRPG(テーブルトークRPG)。

中でも『狂気山脈』はプレイヤー拡大に貢献している人気シナリオで、同シナリオ作者であるまだら牛さんが中心となり、アニメ映画制作プロジェクトが動き出していることも発表されている。

舞台『狂気山脈単独登頂』は、ディズムさんと同じゲーム実況者グループの驚天動地倶楽部メンバー・小ka栗ショーンさんが1人で演じる。

発生した収益は、舞台の原作である人気シナリオ『狂気山脈』の作者で、同舞台の監修もつとめるまだら牛さんのプロジェクトに提供される予定だ。

そもそもTRPGって? 狂気山脈って何?

TRPGは、テーブルトークロールプレイングゲームの略。演劇のように自分に割り当てられたキャラクターを演じ、時にはサイコロも用いながら仲間と共に物語の世界を進んでいくゲームだ。

参加者はゲームマスター(GM)とプレイヤー(PL)に分かれ、GMは物語の語り部兼ルールの判定者を担当、PLはキャラクターになりきってシナリオの世界を進んでいく。

その一つであるシナリオ『狂気山脈 ~邪神の山嶺~』(狂気山脈)は、『クトゥルフ新話TRPG』の一つ。

ホラー神話小説シリーズ『クトゥルフ神話』の作者として知られるH.P.ラヴクラフトさんの『狂気の山脈にて』の設定を下敷きにして、まだら牛さんが制作したシナリオだ。

旅客機が謎の失踪を遂げたことで発見された未知で巨大な山脈、「狂気山脈」に登山家が挑んでいく物語。

TRPGのプレイヤー拡大に貢献している、押しも押されもせぬ人気シナリオとして知られる。
ナポリの男たちの「狂気山脈~邪神の山嶺~」【クトゥルフ神話TRPG】

「狂気山脈」アニメ化に向け前進

同シナリオの作者であるまだら牛さんから、「狂気山脈アニメ映画化プロジェクト」の一環としてクラウドファンディングを10月10日(日)よりスタートすることも発表されたばかり。

あわせて、まだら牛さんが制作・販売するクトゥルフ神話TRPGのシナリオブックの無料化、『狂気山脈 ~邪神の山嶺~』のTRPG向けオンラインセッションツール・ココフォリアのルームデータ無料配布も決定した。

この舞台も、収益はプロジェクトの資金となるということで、アニメ映画化プロジェクトがまた一歩前進しそうだ。

TRPGは更なるステージへ

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