静岡の魅力を様々な形で発信し、そして友達を398(サクヤ)万人つくることを目標にしている。
YouTubeに先駆けてデビューしたTwitterのプロフィールには「全員静岡県民化計画」の文言も。
キャラクターデザインは、スマートフォン向けゲーム『Fate/Grand Order』などのイラストを手がけるnecömiさんが担当した。
コロナ時代の観光業を支えるVTuber・木乃華サクヤ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大し、遠方への外出および外食が困難になり、観光業/飲食業をはじめ多くの産業が打撃を受けている。そうした状況下で静岡新聞と静岡放送は、マスメディアの持つノウハウと資源を利用して、VTuberという形で地元の産業を支えることを発案。そうして生まれたのが木乃華サクヤさんだ。 サクヤさんの選名と祈祷を行った静岡県・富士宮市にある富士山本宮浅間大社は、「彼女を通して静岡県の魅力を発信していただき、県内を大いに盛り上げていただきますよう期待をしています」とコメントを寄せている。
【木乃華サクヤさんストーリー】
木乃華サクヤは富士山の頂上に住むひとりぼっちのお姫様。もっと自分にお参りしてくれる人を増やしたくて、山の下に降りたち、女子高生になりすまして生活している。本人はうまく隠せているつもりだが、格好のせいもあって実のところ全く馴染めていない……! 2月23日生まれのうお座。喜怒哀楽が激しい。人見知りだが寂しがり。苦手なものは満員電車。毎日お供え物の落雁とおまんじゅうをほおばっている。目標は静岡県の魅力を広めて、友達を398万人つくること。
友達398万人できるかな?
静岡のシンボルである富士山(富士桜)や駿河湾をあしらったビジュアルが印象的な木乃華サクヤさん。キャラクターデザインを手がけたイラストレーターのnecömiさんは「富士山にかかる雲、桜などをイメージし、デザインさせていただきました。末永く愛されるキャラクターになりますことを心から祈っております」とツイートしている。
木乃華サクヤさんの製作・運営協力を担当するのは、オコスモ社が運営するVTuber事務所・ユニバースプロダクション。同事務所に所属するバーチャルプロデューサー・ツクモミルさんが、木乃華サクヤさんのプロデュースを担当している。静岡新聞・静岡放送公認Vtuberの木乃華サクヤちゃん(@konohanyasakuya)のデザインをさせていただきました!富士や桜などいろんなモチーフを詰めてみました!応援よろしくお願いします!😊✨✨ https://t.co/ft9kRCoS7W pic.twitter.com/KjM3f64pqh
— necömi@3/15初画集 (@necomi_info) May 28, 2021
一方、静岡新聞および静岡放送は、2020年から「ユーザーファーストのメディア企業」を目標に、企業変革に向けた取り組みをスタート。イノベーションリポートをはじめ、その過程を対外的に発信している。
変革に向け、2021年1月11日の朝刊およびWebサイトに掲載された「静岡新聞SBSはマスコミをやめる。」宣言も大きな注目を集めた(外部リンク)。
この人の活動に要注目!
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